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家計を圧迫する携帯電話代の節約にはMVNOを活用しよう!

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SIM

「MVNO lab」が「主婦が節約したい出費ランキング」というテーマで調査を行ったところ、「携帯電話/インターネットなどの通信費」が「光熱費」「食費」に次ぐ3番目にランクイン。 家計を圧迫する携帯電話代はMVNOの格安SIMを使うことで大幅に節約することが出来るはずです。

インターネットプロバイダ、MVNOなどを展開するソネット株式会社が運営する「MVNO lab」が「主婦が節約したい出費ランキング」というテーマで調査を行ったところ、「携帯電話/インターネットなどの通信費」が「光熱費」「食費」に次ぐ3番目にランクインしました。

MVNOのススメ

家計を預かる主婦にとって悩みの種となっている家族の携帯電話料金ですが、MVNOの格安SIMを使うことで大幅に携帯電話代を節約することが出来るはずです。

家計に重くのしかかる携帯電話代

今回参考にさせていただく「主婦が節約したい出費ランキング」は、「MVNO lab」がマクロミルモニタを利用して、大学生以下の子どもを持つ主婦300人(20代~50代)を対象に実施したものです。

約8割超の主婦が携帯電話代を節約したいと思っている

まず最初に「節約したいと思っているもの」(複数回答可)の結果を見てみましょう。

最も多くの票が入ったのは「光熱費」で97.1%となりました。次いで「食費」の95.8%。「携帯電話/インターネットなどの通信費」はその次で80.6%となりました。

 節約したいと思っているもの
出典:So-net Corporation

「光熱費」「食費」「通信費」がトップ3となっていますが、恐らくこれらの出費は家計の出費全体に占める割合がかなり大きなものになっているため、おのずと節約したい出費の対象となっている、ということだと思います。

注目したいのが、「生活雑貨・日用品」「交通費」よりも「通信費」の方を節約したがっているという点です。これらは全て私たちの日常生活には欠かせない出費ですが、中でも「通信費」を節約したい人が多いのは「出費の額が大きい」ということもさることながら「高すぎる」と考えている人が多い、という可能性が考えられます。

しかし多くの人が携帯電話代を節約していない

次に「実際に節約しているものは?(複数回答可)」の結果を見てみましょう。

1番目が「食費」の69.6%、2番目が「光熱費」の54.4%でした。注目の「携帯電話/インターネットなどの通信費」は7番目と大きく順位を落としています。

 節約しているもの
出典:So-net Corporation

「食費」や「光熱費」は多くの人が節約したいと思っていて、実際に節約もしている・・・にも関わらず「通信費」は節約したくても出来ていない、という現状が浮き彫りになりました。

これは「通信費」を節約するのが難しい、と考えていて節約に手をつけていない、あるいはどうすれば節約出来るのか知らない、ということが考えられます。ここでいう「通信費」には携帯電話代やインターネットプロバイダの料金等が含まれますが、この手の料金を節約しようとすると携帯電話やスマートフォン、パソコンやインターネットについての専門知識がある程度必要になるため、これらが苦手な主婦からは敬遠されている、故に節約の対象にはなりにくい、ということなのかもしれません。

約半数の人が「MVNOを利用したい」と考えている

最後に「携帯電話の費用を節約するためにMVNOを自分で利用したい、また家族に利用してほしい?」という質問の結果です。

「利用したい」が49%、「特に利用したいと思わない」が51%でした。

 MVNOを利用したい?
出典:So-net Corporation

わずかながら「特に利用したいと思わない」という回答の方が上回っていますが、ほぼ半々という結果です。

このことを別の角度から解釈すれば、主婦の間でも既に「MVNO」というキーワードは少なくとも半数以上の人たちには認知されている、とみることも出来ます。これが1年前であれば「MVNO」や「格安SIM」と言われてもほとんどの主婦が理解出来なかったでしょうから、ずいぶんと認知が進んだものだ、と思います。

とは言え「利用したい」と答えた人の中には「利用したいけど利用していない」「利用したいけどよくわからない」という人も多いでしょうし、「特に利用したいと思わない」という人の中には「海のものとも山のものともわからないから利用したくない」という人もいれば「キャリアメール(@docomo.ne.jpなど携帯電話会社のメールアドレスを利用したメール)を使えないから利用したくない」というように明確な理由があって利用したくないという人もいるでしょう。

いずれにしても「MVNO」「格安SIM」が何者か、ということは徐々に浸透しつつあるものの、多くの人が「携帯電話代を節約したいと思っているのに実際には節約していない」という現状を考えると、内容についてはまだまだ十分に理解されていない、ということなのかもしれません。   

MVNOを使えば携帯電話代は大幅に削減出来る

それではここで、ドコモやau、ソフトバンクといったキャリアの携帯電話を利用する場合と、MVNOを利用する場合とでは1ヶ月あたりどのくらい料金の差が出るのかを検証してみたいと思います。

ドコモの場合は1ヶ月約8000円

まずはキャリアの料金プランの検証です。ここでは最も大きなシェアを持つNTTドコモを例にあげます。

ドコモでスマートフォンを契約するにあたって、最も一般的なプランは「カケホーダイ+パケットパック」という組み合わせです。

「カケホーダイ」とは国内宛の音声通話が24時間定額になる、というものですが、これを「定期契約あり」(2年間の継続利用が前提で料金が安くなる)で契約すると月2700円になります。

さらにここに「パケットパック」を組み合わせます。これはそれぞれのプランで定められたパケット通信量の上限までは定額で利用出来るというものです。ドコモでは1人あたり5GB以上のプランを推奨していますので、ここでは月5000円で5GBが上限の「データMパック」を選んでみましょう。なお、2GBの「データSパック」なら月3500円、8GBの「データLパック」なら6700円となります。

普通はここにSPモード利用料の300円が加算されます。

ここまでの金額を合計すると、2700円+5000円+300円=8000円となります。

実際にはこの他に留守番電話など様々なオプション料金が加算されたり、割引サービスが適用されたりすることがあるので多少の上下はありますが、概ね7000円から1万円程度の範囲内になるのではないかと思います。端末を分割払いで購入している場合はここに端末の分割支払い料金が加算されます。

ちなみに「電話はほとんど使わないのでカケホーダイはいらない」という人がいると思いますが、今ドコモでXi端末を契約すると適用される料金プランはカケホーダイを含む「新料金プラン」になります。つまりカケホーダイは必ずつける必要があります。どうしてもカケホーダイが嫌だ、という場合は「データプラン」を選択することになりますが、このプランで通話は一切出来ません。それでも月々1700円(定期契約あり)が発生します。

現在Xi端末を利用しているものの旧料金プランで利用している場合、機種変更の際に旧料金プランをそのまま引き継ぐことが出来ますのでカケホーダイをつけないことも可能です。しかしこの場合、機種変更で新たに購入するスマホに「月々サポート」がつかなくなります。割引なしの価格で端末を購入しなくてはいけない、ということです。旧料金プランを利用中のXi利用者も、機種変更のタイミングで新料金プランに移行して欲しいというのがドコモの本音のようです。

従いましてドコモのスマホを利用する上でカケホーダイを外す、というのはほぼ諦めた方がいいと思います。パケットパックを外すことは出来ますが、そうするとパケット料金が従量課金となるため、いわゆる「パケ死」します。絶対にWi-Fi環境下でしかスマホを使わない、なおかつLTEでは絶対にネットに繋がらないように完璧な対策を施せる人以外は止めましょう。

なお、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアの料金はほぼ横並びですので、上記の計算は他のキャリアの場合でもそう大きな変化はありません。   

IIJmioの場合は月2200円、ただし・・・

次にMVNOの格安SIMの料金を検証します。MVNOは数多ありますが、ここではシェアも高く口コミでの評判も良いIIJmio(みおふぉん) を例にあげます。

ドコモとなるべき同じ条件で比較するために、「音声通話SIM」で月5GBの高速データ通信が可能な「ライトスタートプラン」で考えてみましょう。

 IIJmio
出典:Internet Initiative Japan Inc.

IIJmioの「音声通話SIMライトスタートプラン」は月々2220円です。インターネットはドコモ同様に月5GBまで利用出来ます。月5GBを超える利用については通信速度が大幅に制限されるものの、使うこと自体は可能です(この点も含めてドコモと同じです)。

ただしドコモと明確に異なるのが「通話定額ではない」ということです。

ドコモの場合、どこへかけても月2700円定額です。しかしIIJmioの場合は30秒あたり20円の通話料金が課金されます。この「30秒20円」という通話料金は他のMVNOでもほぼ同じです。

大手キャリアでは今や当たり前となっている通話定額ですが、実はMVNOでは実施している会社は1社もありません(2015年8月現在)。MVNOと聞くとどうしても「キャリアに比べて安い!」というイメージが先行しがちですが、通話をしまくるような使い方をする人の場合は必ずしもそうはならないことも忘れてはいけません。

月の通話時間「2時間25分」が分かれ目

ドコモが「通話定額+5GBのデータ通信」で8000円、IIJmioが「通話は30秒20円の従量課金+5GBのデータ通信」で2200円、ということは差額が5800円になります。ということは、IIJmioで月5800円分の通話をするとドコモに並ぶわけですが、5800円分の通話ということは30秒20円で計算をすると145分(2時間25分)の通話、ということになります。

つまり上記2つの比較においては、月に2時間25分以上通話をする人は「カケホーダイ」という通話定額制を導入しているドコモを使った方が安上がりになり、それ以下の人はIIJmioを使った方が安上がりになる、という結論になります。

毎月の携帯電話料金を何とか節約するべくキャリアからMVNOへの乗り換えを考えている、という人は、自分の携帯電話の使い方とVNOの格安SIMの料金プランをよく比較して、本当に安くなるのかをきちんと見極めた上で決断するようにしましょう。

最近ではスマホユーザーの多くがLINEを利用していますが、LINEには音声通話機能も備わっています。LINE上で「友だち」になっているような家族や親しい友人とはLINEを使って通話をすれば、音声通話を使う機会は減ります。通話料金が従量課金となるIIJmioのようなMVNOでは、このようなアプリを上手に利用することも1つのポイントとなってきます。

MVNOの格安SIMでは出来ないこともある

ただしMVNOの格安SIMを利用する際には注意が必要な点があります。

まずは携帯電話会社独自のサービス(例:ドコモのdマーケット、auのauスマートパス等)が一切使えなくなるという点です。これはメールアドレスも含みます。特にメールアドレスについては注意が必要で、インターネット上の何かのサービスを利用する際に今でも携帯電話会社のメールアドレスの登録を求められることがあるからです。

例えば子どもの学校の緊急連絡用のメーリングリストにGmailやYahoo!メールのアドレスで登録しようとしたところ、携帯電話会社のメールアドレス以外は登録が出来ない仕様になっていた、という話しはよく聞きます。他にも病院や美容院、駐車場の予約サービスやアイドルの公式モバイルサイトのメールサービスなど、携帯電話会社のメールアドレスが必須なケースは意外とあります。

また、キャリアに比べてサポートが手薄な点も否めません。もちろんMVNO各社共、電話やメールによる問い合わせ窓口は設置されていますが、何といっても実店舗の数が圧倒的に少ないです。しかも数少ない店舗も比較的大都市圏に偏っているので、地方では店舗でのサポートを受けることが困難になります。キャリアのように「わからないことがあれば買い物のついでにショップで聞けばいいや」ということがしにくくなるわけです。ある程度のことはネットで調べて自力で解決する能力が求められると言えます。

そしてドコモの端末にドコモ系MVNO(au系MVNOであるmineo(マイネオ)UQ mobile(UQモバイル) 以外全て)のSIMを挿して使う場合、テザリング(SIMの挿されたスマホ等を介してパソコンや他の機器をインターネットに接続すること)が出来ません。

そもそもスマホをインターネットに接続する際にはスマホ側に「APN」というものを設定する必要があります。ドコモの端末はドコモのSIMで使われることを前提に作られているため、初期設定では「spmode.ne.jp」というAPNが設定されています。もしもMVNOのSIMを使う場合、それぞれのMVNOが定めたAPNに設定を変えることになり、例えばIIJmioなら「iijmio.jp」となります。IIJmioのSIMを入れて、IIJmioのAPNを設定することによって初めてIIJmioの回線を使ってスマホをネットにつなぐことが出来るわけです。

しかしドコモの端末ではテザリングをONにすると、APNが強制的に「dcmtrg.ne.jp」というテザリング専用のAPNに切り替わってしまいます。これはMVNOのAPNを設定して使っていても同じです。このAPNはドコモと契約していないと使えませんから、MVNOのSIMでテザリングは出来ない、ということになります。

もしもMVNOのSIMでテザリングをしたい場合、SIMフリー端末を用意する必要があります(SIMロック解除したドコモの端末では不可)。

「家計を圧迫する携帯電話代を節約するためにMVNOを活用しよう」のまとめ

ご紹介したように、スマホの利用状況によってはMVNOに乗り換えた方が月々の携帯電話代が大幅に安くなることがあります。家族全員が一斉にMVNOに乗り換えるというのは中々難しいかもしれませんが、子どもは大人に比べて音声通話を使わない傾向にあるので、まずは子どものスマホでMVNOの格安SIMを使って様子を見る、というやり方もよいかもしれません。ただしデメリットもいくつかありますので、それらをよく比較考量することをお勧めします。

当サイトでは簡単な質問に答えるだけでお勧めのMVNOの格安SIMをご提案させていただく「SIMチェンジプラン診断」も行っていますので、こちらの結果もぜひ参考になさって下さい。