ワイモバイルと楽天モバイルを徹底比較|料金・通信速度・評判・キャンペーンを解説
格安スマホにはワイモバイルと楽天モバイルがありますが、料金プランは似ています。それぞれ特徴があり、ライフスタイルによって選ぶ会社が変わります。魅力的なのはワイモバイルも楽天モバイルも特典があります。2つの会社を見極めて契約することが大切です。
この記事の目次
「ワイモバイルと楽天モバイルの違いは何?」や、「ワイモバイルも楽天モバイルも利用料金は安いけど、どちらがいいの?」と悩んでいる人も多いと思います。
どちらも料金プランが似ていて、スマホのことを詳しくない人にとっては違いがよくわからないはずです。
ワイモバイルと楽天モバイルの料金プランは似ていますが、比較してみると特徴や違いがはっきりとわかります。ワイモバイルと楽天モバイルそれぞれの特徴や欠点を詳しく解説します。
ワイモバイルの特徴
ワイモバイルは、毎月の料金が安くユーザーだけが便利に使える特典もあります。特徴を詳しく説明します。
縛りなしで月々1,480円~使える
スマホベーシックプランに「新規割」と「おうち割光セットまたは家族割引サービス」を適用させると、データ容量が3GBのスマホベーシックプランSの場合、6ヶ月間1,480円で使えます。
そのほか、データ容量9GBの「スマホベーシックプランM」、データ容量が14GBの「スマホベーシックプランR」があり、それぞれ6ヶ月間2,480円、3,480円です。
家族割引サービスの場合、家族でワイモバイルを利用している回線の2回線目以降が、500円割引されます。
このプランは従来のプランと違って、最低利用期間や解除料がありません。そのためいつでも解約が可能です。
国内通話が無料で利用できる
スマホベーシックプランは、1回10分以内の国内通話なら何回かけても0円で使えます。それはワイモバイル同士だけではなく、他社のスマホや固定電話でも10分以内なら0円になります。
「スーパーだれとでも定額」というオプションを利用すれば、通話料金を完全に無料にできます。このオプションを使うと、時間を気にせず国内電話をかけられます。
PayPayが便利に使える
ワイモバイルユーザーは、銀行口座やクレジットを登録しなくてもPayPayチャージ金額を毎月のスマホ料金とまとめて支払えます。
また「PayPayモール」で買い物すると最大20%還元されるので、お得に買い物ができます。さらに毎月「5日、15日、25日」にワイモバイルを契約すると、3,000円相当のPayPayをもらえます。
還元されたPayPayはコンビニやスーパーなどPayPay加盟店であればどこでも使えます。
楽天モバイルの特徴
楽天モバイルは楽天の会員になっていると料金プランが割引されます。ほかにも特徴があるので、詳しく説明します。
楽天会員なら誰でも月々1,480円
楽天モバイルは、楽天会員だと割引で1年間、月額が1,480円になるプランがあります。
このプランはデータ容量が2GBですが、そのほかに6GB、14GB、24GBのプランがあり、それぞれ割引があるのでお得にスマホを使えます。さらにこのプランは、契約期間や契約解除料の縛りもありません。
どのプランでも無料で「@rakuten.jp」のメールアドレスが利用できるので、キャリアメールの代わりに利用が可能です。
データ容量を使い切っても1Mbpsで使い放題
データ容量を使い切った後でも、最大1Mbpsでデータが使い放題です。Webの閲覧や動画の再生は問題のないレベルの速さなので、ストレスなしで使えます。
他社の格安スマホ会社の場合、データ容量を使い切ったらもっとも遅い200kbpsまで制限させることが多いので、最大1Mbps使えるのは大きなメリットです。
10分以内の国内通話かけ放題
楽天モバイルは、「楽天でんわ」アプリを使って電話をかければ、10分以内の国内通話なら何回かけても無料です。
また、アプリを使わず通話番号の先頭に「003768」を付けて発信しても、10分以内の国内通話が無料になります。
楽天でんわはネット回線を使うIP電話と違って、電話回線を使っているので音質がクリアです。さらに楽天モバイルのユーザ―以外でも使えます。
しかし、アプリを使わずに電話をしたり、通話番号の先頭に「003768」を付け忘れて発信した場合、通話料が発生してしまうので注意しましょう。
ワイモバイルの欠点
ワイモバイルには安くで使えるプランがあるなどの魅力がありました。
その逆にデメリットもあります。そのデメリットを説明します。
20GB以上の大容量プランがない
ワイモバイルで1番容量が大きいプランは「スマホプランL」の14GBです。無料で3GB追加しても17GBまでなので、20GB以上の大容量プランがありません。
それに比べて他社の格安スマホだと20GB以上の大容量プランがあり、データを気にすることなく使えます。
月々のデータ容量が20GB以上使う人の場合、ワイモバイルのプランだとデータ容量が足りないので不便に感じるかもしれません。
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余ったデータを繰り越せない
ワイモバイルには、データ容量が余っても翌月に繰り越されることがないため、使わないと無駄になってしまいます。
他社の格安スマホは、余ったデータの繰り越せますが、ワイモバイルの場合だと毎月余ったデータ容量を捨てることになります。
容量が大きいプランに加入していると、余るリスクが高いので、契約する前に自分がどのくらいのデータ容量を使っているのかを把握しておきましょう。
通信速度の切り替えができない
ワイモバイルには、データ通信速度を高速から低速に切り替える機能がないので、データ容量の節約ができません。
切り替える機能があれば、あまりネットを使わないときは低速通信にしておけば、通信量の節約ができます。
ワイモバイル以外の格安スマホによっては、任意のタイミングで高速から低速に切り替えられるのでデータ容量の節約ができます。
楽天モバイルの欠点
楽天モバイルは、データ容量が少ないプランだと月々1,480円で使えたりほかにもメリットがありますが、デメリットもあります。そのデメリットを説明します。
契約月や解約月の日割り計算が適用されない
楽天モバイルは月額料金の日割り計算が適用されないため、月末に契約をすると1ヶ月間の請求がきます。また月初めに解約する場合でも、その月の請求が来るので損をしてしまいます。
データ容量が少ないプランだと、月々の料金が安いので負担は少ないですが、大容量のデータプランだとそこそこの料金がかかってくるので契約するときや解除をするときは、そのことも考慮しておきましょう。
au回線は料金プランの選択肢がない
楽天モバイルはドコモの回線・au回線のマルチキャリアに対応していますが、ドコモ回線に比べると、au回線の料金プランが限定的になっています。
ドコモの回線とau回線で選択できる料金プランを比較すると以下のとおりです。
ドコモ回線の料金プラン | au回線の料金プラン |
---|---|
スーパーホーダイ プランS | 組み合わせプラン 通話SIM |
スーパーホーダイ プランM | 組み合わせプラン データ |
スーパーホーダイ プランL | SIM(SMS有) |
スーパーホーダイ プランLL | |
組み合わせプラン 通話SIM | |
組み合わせプラン データ | |
SIM(SMS有) | |
組み合わせプラン データ | |
SIM(SMS無) |
また、楽天会員向けに割引が適用される「スーパーホーダイ」はau回線では選択できません。
アプリから発信しない場合の通話料金が高い
「楽天でんわアプリ」から発信するのを忘れてしまうと、割高な通話料金が請求されてしまいます。急いでいて、着信履歴からそのまま電話をしてしまうとこのようなことになってしまいます。
「無制限かけ放題」などのオプションを契約していても、アプリを使わず通話したら割引対象外になるので、楽天でんわで電話する癖をつけておきましょう。
ワイモバイル利用者の口コミ
実際にワイモバイルを利用している人の口コミを紹介します。メリットやデメリットなどがよくわかります。
昼でも通信速度が速い
SIMは携帯に入ってるカードですよ。説明下手だけど笑
ワイモバイルは通信速度が一番早いと思います。
不満を感じたことないですよ笑
後は家のネットが何かによっても割引とかあるから値段も変わってきますからね。— フィート (@r_tzx5) September 23, 2019
通信費が安くなる
格安SIM興味あり通信費安くしたいけど通信については何にも学ぶ気は無いぜ!って人の乗り換えはY!モバイル一択です。実店舗あり、通信速度を切り替えるスイッチ的なのも無く、パケット繰越もないから毎月の通信容量は必ず同じ。何も悩むことはありませんw #ワイモバイル
— トミィ@ (@toshi49net) January 22, 2020
年の瀬なので、今年を振り返ろうと思います。
今年僕が行った事柄の中で、「これは善行だった!」というもの第1位は、
「ワイモバイルにかえた」
です!
通信品質もいいし、安いし、ほんとに当たりでした。— AQ (@OohOohBoomBoom) December 28, 2018
うちもワイモバイル!!めちゃくちゃ安いよね
— Nana 🙂 (@na_exovs) December 29, 2018
カスタマーサービスの対応が悪い
#ワイモバイル の手違いでサービスを停止させられてしまったので、昨晩19時55分頃に復旧の依頼をして、受け付けてもらったのに、今朝になってもサービスが復旧していないので電話の受発信が出来ない。
コールセンターの「直ちに手配して復旧させます」って回答は何だったの?— HiroMatsukawa (@hiro_matsukawa) February 9, 2020
身に覚えがない通話料を知るのに200円以上の手数料かかる
その上、それを申し込むにはナビダイヤル
やっぱりソンの会社はアコギだなあ#ワイモバイル pic.twitter.com/zQBXTEMQoB— れうちゃん (@reuchan1) January 15, 2018
ワイモバイルに変えてから、寝てる間にギガが追加されることが良くある。
wifi繋いでるのにもかかわらず。
サポートセンターや店舗も対応悪いし、くそやな。#ソフトバンク #ワイモバイル— KAGAWA (@u161028) July 17, 2019
場所によっては速度が落ちる
1,2年前に比べて、通信速度が糞詰まりになる場所と頻度が増えた気がするんだけど、ユーザー数の増加にインフラ整備が追いついてないのかな?
高速大容量の上限を追い求めるよりも、不満が無い程度の実効速度が欲しいんだよなぁ。#Ymobile #ワイモバイル #副都心線 #東横線 #通勤界隈
— KOmMy RidiculOusly4 (@566STR) December 18, 2019
使用中のインターネットの速度は:780Kbps. https://t.co/VW2nXnxj6Z
高層階って電波悪い…
LTEになったり、3Gになったり、電波も不安定…色んな基地局を拾うからだけど…早朝でこの遅さ…ワイモバイルとは思えぬ…楽天モバイルを思い出す遅さでした
— ありさんとありさんがごっつんこ (@ari_in_japan) July 17, 2019
ワイモバイル、やっぱり窓のない屋内だと電波弱いですね…。圏外には流石にならんが、auと比べると3Gに落ちる回数が多い。昔ソフトバンク使ってたときよりは大分マシなので、通常使用で困ることはなさそうだけど。
— くわ (@Kuwa444) January 31, 2017
楽天モバイル利用者の口コミ
楽天モバイルの利用者の口コミを紹介します。実際に使っている人の口コミを見ると、楽天モバイルがつながらないといわれている電波状態や速度のことがわかります。
楽天モバイル会員ならお得に使える
何やらFUJI WiFiが熱いとか…
20GBで1,480円、速度も概ね満足楽天モバイルのダイヤモンド会員の最安と組み合わせると3,000円以下で20数GB使えるのね
カレンダーの次はこれかな?
— たっくす (@magical_shower) February 12, 2020
今年から“楽天モバイル”にしました。乗り換えた最大の理由は速度制限時でも1Mbps(動画も低画質ならサクサク)出ることです。制限時テザリングでPCやSwitchも割とサクサクいけるのでWifiも解約しました。これで年間5万円程度の固定費削減になります。現時点で”コスパ最強”だと思います。
— らんたん@セミリタイアを目指す。 (@ideal_asoy) January 2, 2020
楽天モバイル(スーパーホーダイ)の低速モードだけで、ブログ更新とかyoutube閲覧、普通にできるんですど!
あと1週間使って問題なければwimax解約決定
・月4,000円近い固定費削減になり
・楽天ポイントで支払えるから実質携帯代ゼロ円になり
・楽天市場での買い物も+2%のポイント増加よい。
— こびと株.com (@kobito_kabu) November 17, 2018
速度がよくなっている
楽天モバイル最近速度めちゃ良くなった気が。。。
— coincoinman (@ripplebtccms) February 11, 2020
他社で速度制限が入るとメールの更新すらままならないケースがありましたが、楽天モバイルの低速モードは実用的な速度が出ていますね。
— じゅん@ (@junatmark) November 18, 2018
楽天モバイル、ようやく開通させたけど自宅でのSpeedtestが予想以上に速度出ててすごい
あとOPPO reno Aの使用感も良いです。#楽天モバイル無料サポータープログラム #大阪市 pic.twitter.com/JYCPhmazyv— くろーね (@krone1991) October 30, 2019
室内での電波の入りが悪い
室内での電波の入りが元々弱かったが、とうとう入らなくなってしまった再起動するまで圏内に戻っても電波を拾わない。my楽天モバイルで問い合わせようにも、「接続しています…」のまま繋がらず。#楽天モバイル #無料サポータープログラム pic.twitter.com/8iQuxQpgXA
— 大塚 広@楽天モバサポプロモニター中 (@Hiroshi_Otsuka) February 12, 2020
都内サンマルクカフェでPayPayで支払い(40%還元中)席に座ったら楽天モバイルは圏外(報告済み)。久しぶりに、20年程前J-Phone時代「地下では電波ない状態」を思い出しました。#楽天モバイル #楽天モバイル無料サポータープログラム pic.twitter.com/9GdsiFQRNj
— misako (@misako11_4) February 15, 2020
同じマンションの15階はこんな感じ。高さの優位差はどうやら無さそう。それより都内喫茶店で繋がる様にして欲しい、店の奥に行くと大概圏外。#楽天モバイル #楽天モバイルMNO #無料サポーター pic.twitter.com/eJqN1SOcLR
— コロヤマ@FMCG/消費財カテゴリで生きてる人 (@koroyamachan) February 17, 2020
au系のSIMは対応していない機種もある
楽天モバイルのdocomo系のSIMを使っているなら問題ないのですが、au系のSIMは適応して無い機種もあるので要注意です。
— エースを狩る者 (@hyper8021) February 12, 2020
あと、au系格安SIMはauの機種以外だと使えないらしい。今後のことを考えてやっぱり今日2時からの楽天セールでのZenPhone2端末+楽天モバイルセットが半額のやつ買うか?幸い楽天ポイントは2万近くあるからそんなに痛手ではない。ZenPhone評価も高いぽいしな。
— ひらひらせい (@hira_hira_sei) March 27, 2016
楽天モバイルがau回線に対応、ただしスーパー放題は利用不可 https://t.co/VPN17vQeqY なんかみたらiPhone8以前の端末はau端末でもそのまま使えないみたいね テザリングとかも無理とか 利点は薄いな
— アネクシオス (@gaku381) October 2, 2018
ワイモバイルがおすすめの人は
出典:ワイモバイル家でソフトバンク光を利用している人はワイモバイルがおすすめです。他にも、通信速度にこだわる人にも向いています。そのことを詳しく説明します。
ソフトバンク光を利用している人
ソフトバンク光を利用している人は、おうち割光セットが適用できるので、月額料金をお得にできます。
ワイモバイルはソフトバンク系の回線になるので、ソフトバンクの携帯端末と同様に割引を受けられます。
そのため、ワイモバイルのスマホ料金から毎月1台あたり500円~1,000円の割引が最大10回線まで適用されます。
対象料金プラン | 割引額 |
---|---|
スマホベーシックプランS/M/R/L | 500円 |
スマホプランS | 500円 |
データベーシックプランL | 500円 |
データプランL | 500円 |
Pocket WiFiプラン2(ベーシック) | 500円 |
Pocket WiFiプラン2 | 500円 |
スマホプランM/R | 700円 |
スマホプランL | 1,000円 |
キャリア並みの通信速度が必要な人
格安スマホは時間帯によって速度が遅くなることがありますが、ワイモバイルはソフトバンクとほとんど変わらない通信速度で使えます。
口コミでも通信速度を評価する声が多いです。キャリア並みの通信速度で、さらに料金を安くしたい人はワイモバイルがおすすめです。
楽天モバイルがおすすめの人は
出典:楽天モバイル楽天モバイルが向いている人はポイントを貯めたり、低速モードを利用したい人です。
楽天ポイントを貯めている人
楽天モバイルは、スマホの機種代金や月額料金の支払いで楽天スーパーポイントが貯まります。
さらに楽天モバイルで音声通話SIMを利用していると、楽天市場の買い物のポイントが2倍になるキャンペーンを実施しています。
楽天市場をよく利用する人なら、買い物をする度にポイントがどんどん貯まっていきます。
貯まったポイントは楽天市場で使えたり、楽天モバイルの毎月の支払いや端末購入代金にあてられます。
低速モードを利用したい人
毎月の料金を安くするために、通信速度のスピードや1日に使える通信速度制限があるプランにしてしまうと、動画などをよく利用する人には使いにくいこともあります。
しかし楽天モバイルは、容量を使い切ってしまっても最大1Mbpsの低速通信が使い放題で、快適な速度でインターネットが楽しめます。
他社だと低速通信になると、128kbpsくらいになるのでストレスがたまりますが、楽天モバイルはストレスなしで使えるので速度制限がかかるのが嫌な人におすすめです。
ワイモバイルと楽天モバイルのどちらが合うかを見極めよう
大手キャリアで契約している人は、ワイモバイルか楽天モバイルに変えると毎月の利用料金がかなり安くなります。また安いだけではなく、お得に利用できます。
ワイモバイルと楽天モバイルでは、それぞれ特徴があります。その特徴をあらかじめ調べておき、自分のライフスタイルにあった方を選びましょう。
通信速度や電波など自分の住む地域で快適に使えるのかも調べておくと、契約後に後悔することはありません。
また、「Yahoo!ショッピング」をよく利用する場合はワイモバイル、「楽天市場」をよく利用する場合は楽天モバイルにすると、お得なことが多いです。
自分に合った会社を選び、お得に便利にスマホを使いましょう。