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楽天モバイルが全てのプランで高速データ通信容量を増量!

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「楽天モバイル」を運営する楽天グループのフュージョン・コミュニケーションズ株式会社は、2015年4月1日から楽天モバイルのデータ通信専用SIMと音声通話対応SIMの両方で、高速データ通信の容量を大幅に増量することを発表しました。今回はその変更内容の詳細についてご紹介します。

「楽天モバイル」を運営する楽天グループのフュージョン・コミュニケーションズ株式会社は、2015年4月1日から楽天モバイルのデータ通信専用SIMと音声通話対応SIMの両方で、高速データ通信の容量を大幅に増量することを発表しました。今回はその変更内容の詳細についてご紹介します。

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楽天モバイルはこう変わる!

全てのコースで高速データ通信量が増量

楽天モバイル では大きく分けて4つの料金プランがあります。

まずは高速データ通信が適用されず最大200Kbpsの速度しか出ないものの、データ通信使い放題の「ベーシックプラン」、そして150Mbpsの高速データ通信に対応し、月ごとに容量が割り当てられた「2.1GBパック」「4GBパック」「7GBパック」です。それぞれに「データ通信専用SIM(SMS機能なし)」「データ通信専用SIM(SMS機能あり)」「音声通話対応SIM」が存在するため、合計12通りのSIMが存在することになります。

今回はこのうち、「2.1GBパック」「4GBパック」「7GBパック」の3つのプランがそれぞれ「3.1GBパック」「5GBパック」「10GBパック」と高速データ通信容量を増量し、プラン名を変更することになりました。

上記の内容を表にすると以下の通りになります。

楽天モバイル料金プラン(2015年4月1日改訂予定)

プラン名
ベーシックプラン
2.1GBパック→3.1GBパック
4GBパック→5GBパック
7GBパック→10GBパック
高速データ通信容量なし2.1GB→3.1GB4GB→5GB7GB→10GB
データ通信専用SIM(SMS機能なし)525円900円1450円2260円
データ通信専用SIM(SMS機能つき)645円1020円1570円2380円
音声通話対応SIM1250円1600円2150円2960円
通信速度最大200Kbps下り最大150Mbps/上り最大50Mbps下り最大150Mbps/上り最大50Mbps下り最大150Mbps/上り最大50Mbps


「楽天モバイルSIMアプリ」に高速通信切替機能が追加!

楽天モバイルでは利用者向けに「楽天モバイルSIMアプリ」というものを提供しています( GoogleplayやApp Storeから無料でダウンロード出来ますが契約者以外は使用出来ません)。

 楽天モバイルSIMアプリ
出典:Google

このアプリを使えば楽天モバイルを使う際にスマホ側に設定が必要なAPN情報を簡単に閲覧出来たり、データ通信容量の利用状況が「当月分」と「直近3日分」で確認出来たりするため、非常に重宝します。この「楽天モバイルSIMアプリ」に、新たに「高速通信切り替え機能」が追加されました。

 楽天モバイルSIMアプリ
出典:Fusion Communications Corp.

今までは月々の高速データ通信容量の上限に到達した場合に最大150Mbpsから最大200Kbpsに自動的に速度が低下していました。しかし今回、アプリに切り替え機能が追加されたことによって利用者が自身の判断で高速通信の利用を選択することが出来るようになりました。「動画を視聴したりゲームをプレイする時は高速通信をオンに」「メールチェックやツイッターの閲覧などの時は高速通信をオフに」などと使い分けをすることによって割り当てられた高速データ容量を節約する、といった使い方が可能です。

この機能は2015年2月28日より追加されているため、アプリをアップデートすればすぐに使えるようになります。

MVNO間の競争がますます激化の傾向に

引き金はIIJmio?

格安SIMを提供するMVNOの1つであるIIJmio(みおふぉん) は、楽天モバイルの発表から遡ること6日前の3月10日に「4月1日から全ての料金プランの高速データ通信容量を増量する」ということを既に発表しています。

IIJmioのデータ通信容量は「2GB」「4GB」「7GB」の3つですが、これがそれぞれ「3GB」「5GB」「10GB」に増量されます。楽天モバイルのデータ通信容量の刻みも「2.1GB」「4GB」「7GB」で、増量後は「3.1GB」「5GB」「10GB」になるので、完全にIIJmioと競合してくるわけです。今回の増量発表も、ある意味ではライバルであるIIJmioに対して遅れを取るまいと追従した、と言えなくもありません。

ここで4月1日以降のIIJmioと楽天モバイルの料金を、データ通信専用SIM(SMSなし)を基準に比較してみましょう。

3GB(楽天モバイルは3.1GB)データSIM
IIJmio:900円
楽天モバイル:900円
5GBデータSIM
IIJmio:1520円
楽天モバイル:1450円
10GBデータSIM
IIJmio:2560円
楽天モバイル:2260円
※SMS付きSIMはIIJmioプラス140円、楽天モバイルプラス120円
※音声SIMはIIJmio、楽天モバイル共にプラス700円、

「5GB」と「10GB」は共にIIJmioよりも楽天モバイルの方が安い、ということになります。特に「10GB」は300円もの差となっており、楽天モバイルが圧倒的に有利となっていることがわかります。「3GB」については楽天モバイルが「3.1GB」と100MB分容量が多いため単純比較は出来ませんが、料金が同じ900円ということは100MB分楽天モバイルの方がお得、ということになります。

つまり料金だけを見ると後から発表した楽天モバイルがIIJmioの「下をくぐった」=安い、ということが言えます。

IIJmioにしか出来ないこともある

単純に値段だけを見ると「楽天モバイルの方が安くて良いね」ということになりそうですが、実はIIJmioには楽天モバイルにはないサービスが2つあります。

まず1つは、7GB(4月1日以降は10GB)のデータ通信容量が割り当てられる「ファミリーシェアプラン」では、SIMが最大で3枚発行される、ということです。

これによって例えば家族3人でSIMを1枚ずつ使って7GB(10GB)をシェアしながら使う、という使い方が出来ます。音声通話対応SIMの場合は4月1日から2枚目、3枚目のSIMにMNP転入が可能になりますので、IIJmioへの乗り換えがますますしやすくなります。もちろん1人で3枚のSIMを全部使うという方法もあり、「スマホとタブレットとモバイルルーターにそれぞれ1枚ずつ入れて使う」なども可能です。

そしてもう1つは、余ったデータ通信容量を翌月まで繰り越せる、ということです。

例えば「自宅や会社の中ではWi-Fiを使っていて、外ではメールのチェックと多少のサイト閲覧しかしない」というような使い方の場合、月々割り当てられたデータ通信容量を使い切れない場合もあるでしょう。このような場合、IIJmioは翌月までであれば余った分を繰り越すことが出来ます。IIJmioも高速通信のオン/オフが出来る機能がありますので「今月は高速通信をオフにして節約し、来月の家族旅行でスマホをナビ代わりに使うのに備える」などという使い方が出来るわけです。

このようにIIJmioにしかない機能もあるため、必ずしも料金だけを見て「楽天モバイルの方が良い」とは言い切れない部分があります。

楽天モバイルの通信容量が増量まとめ

いずれにしても今回の楽天モバイルの発表は、少なからずMVNO業界に影響を与えることは間違いなさそうです。2015年5月のSIMロック解除原則義務化以降は、今以上にキャリアの契約者がMVNOに流入してくる可能性が予測されており、各社が凌ぎを削る状況は今後も変わらないでしょう。利用者にとっては喜ばしい状況ですが、「どの格安SIMが自分に合っているのか」を見つけるのは意外と難しい作業です。ぜひSIMチェンジプラン診断を活用して、ぴったりの格安SIMを見つけて下さい。