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楽天モバイルでデータ通信専用SIMの提供がスタート!

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ここ最近雑誌やニュースを賑わしている「格安SIM」ですが、各社ともますますサービスを充実させて激しい競争に凌ぎを削っていますが、後発組ながら先行するライバル会社に猛追する勢いを見せているMVNO(格安SIMを提供している会社)があります。それが「楽天モバイル」です。

ここ最近雑誌やニュースを賑わしている「c格安SIM」ですが、各社ともますますサービスを充実させて激しい競争に凌ぎを削っています。中でもここへ来て急激に攻めの姿勢に転じ、後発組ながら先行するライバル会社に猛追する勢いを見せているMVNO(格安SIMを提供している会社)があります。それが「楽天モバイル」です。

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楽天モバイルって一体?

楽天モバイル 」とは、ネット通販の「楽天市場」やネット銀行の「楽天銀行」、プロ野球の「東北楽天ゴールデンイーグルス」を運営する「楽天株式会社」の子会社、「フュージョン・コミュニケーションズ株式会社」が提供するMVNO事業のサービス名です。

フュージョン・コミュニケーションズはプロバイダ事業を提供するブランドとして「楽天ブロードバンド」というサービスも提供していまして、こちらでもMVNO事業を行っています。今までは「音声通話対応SIM=楽天モバイル」「データ通信専用SIM=楽天ブロードバンド」という棲み分けが行われていましたが、2015年3月16日から楽天モバイルでデータ通信専用SIMの取り扱いが始まることに伴い、楽天ブロードバンドでは格安SIMの新規申し込み受付を終了することになっています(一部を除く)。

公式サイト:楽天モバイル

SIMとセット販売する端末のラインナップが魅力的!

スマホとSIMのセット販売を行っているMVNOはいくつかありますが、楽天モバイルはセットで購入出来る端末が実に魅力的なラインナップとなっています。

代表的なものが「コスパ最強SIMフリー端末」として一世を風靡したASUSの「ZenFone 5」です。

 ASUS ZenFone 5
出典:ASUSTeK Computer

ZenFone 5は販売当時「LTE対応のSIMフリー端末」「比較的安価な価格」「その割に高性能」「音声通話にも対応」ということで人気を集めましたが、楽天モバイルはいち早くSIMとのセット販売のラインナップに加え、料金もASUSの直販サイトで購入するよりも格安にした、という経緯があります。

2015年3月20日からは富士通の「ARROWS M01」が楽天モバイルで取り扱われることが決まっています。

 富士通 ARROWS M01
出典:FUJITSU

ARROWS M01はスペック的にはミドルレンジに属するものですが、元々は法人向けに開発されたモデル「ARROWS M305/KA4」がベースとなっていることからSIMフリースマホとしては数少ない「防水機能」「防塵機能」の両方を備えています。シンプルさと使いやすさを両立しているモデルでもあるため「初めてスマホを持つ」という人にもお勧めしやすく、例えば「通話とメールと多少のネット閲覧にしか使わない」という年配のご両親などにプレゼントする、という用途などにはピッタリです。格安MVNOのSIMとセットで販売されるスマホは中国や韓国の低スペックモデルであることも少なくありませんが、ARROWS M01は国産モデルである、という点も安心です。

あまり目立ちませんが、ARROWS M01は対応するLTEバンドがドコモの提供する全てのLTE周波数に対応しています。このことは「どこへ行っても圏外になること可能性が極めて低い」ことを表しています。

一部報道によると2015年6月からソニーの「Xperiaシリーズ」がラインナップに加わるのではないか、という話しもあり、このように、注目度の高い端末がSIMとのセット販売でお得に購入出来る点が楽天モバイルの特徴の1つです。   

ついに待望のデータ通信専用SIMが登場!

今までデータ専用通信SIMの取り扱いがなかった楽天モバイルですが、いよいよ2015年3月16日から楽天ブロードバンドのSIM新規申し込み終了(一部を除く)と入れ替わる形で楽天モバイルのSIMの取り扱いが始まることになりました。

データ通信専用SIMの料金プランは以下の図の通りです。

 楽天モバイルデータSIM料金表
出典:楽天モバイル

これは他社に比べて劇的に安い、というわけではありませんが、楽天モバイルが言うように「業界最安水準」であることは間違いありません。参考までにIIJmioのSMS機能付きデータ通信専用SIMの料金プランが以下の図です。

 IIJmioSMS機能付きSIM
出典:Internet Initiative Japan Inc.

楽天モバイルの「2.1GBパック」はIIJmio(みおふぉん) の「ミニマムスタートプラン2GB」に比べてデータ通信容量がわずか100MBではありますが多いのに対し、料金は20円安い設定になっています。楽天モバイルの「7GBパック」はIIJmioの「ファミリーシェアプラン7GB」に比べると320円も安い設定です(ただしIIJmioは最大3枚のSIMでデータをシェア出来る)。

「2GB、4GB、7GB」というコース分けも楽天モバイルとIIJmioは同じですし、比較的通信速度も安定していて、サポートにも定評のある人気のIIJmioをかなり意識した料金プランではないか、と見ることも出来ます。楽天モバイルのデータ通信専用SIM参入がきっかけで、更にMVNO各社の値下げ競争が加速する可能性もあるでしょう。

攻める!楽天モバイルのデータ通信専用SIM

データ通信専用SIMへの参入に始まり、2015年の楽天モバイルは楽天系サービスとのシナジー効果を狙った「攻め」のビジネスを展開していくようです。

楽天モバイルと楽天スーパーポイントの連動拡充

楽天では「楽天スーパーポイント」(楽天ポイント)というサービスも提供しています。これは例えば、楽天市場のネット通販を利用して商品を購入した場合「100ポイントあたり1円」のポイントが付与される、といったものです。他にも様々な楽天系のサービスを利用することでポイントを貯めることが出来、貯まったポイントは1ポイント1円で利用することが出来たり、全日空のマイルや各種提携サービスとポイント交換することが出来たりします。楽天市場を利用した際にポイントを「もらった」「使った」という方は多いと思います。

楽天モバイルでは、現在でも様々な場所で楽天ポイントの付与がされています。例えば前述のZenFone 5の8GBモデル(26400円)を一括購入すると1000ポイントがもらえますし、ARROWS M01(36720円)に至っては2000ポイントをもらうことが出来ます。他にも期間限定ではありますが「楽天スーパーセール」の開催に合わせて様々なポイントキャンペーンが展開されることがあります。

これらの多くは「これから楽天モバイルの利用を始める人」に向けてのものであり、既に利用している人はどちらかというと対象外でした。

しかし2015年4月からは利用者向けの楽天ポイント施策が始まります。まず第1段として、楽天モバイルの利用料金に対して楽天ポイントが付与されるようになります(100円で1ポイント)。さらに4月上旬を目途に、貯まったポイントでSIMカードの新規契約(初期費用)が出来るようになったり、端末を購入することが出来るようになる予定です。また、夏ごろを目途に楽天モバイルの月々の料金を楽天ポイントで支払うことが出来るようにもなる予定です。

日常的に楽天市場のネット通販を利用している人はおわかりだと思いますが、楽天で買い物をしていると知らず知らずのうちにポイントは結構貯まっていくものです。ポイント付与率は1%ですが、これは商品やお店によって、あるいはキャンペーンなどで2倍、3倍、10倍などになることもあるからです。

例えばポイント10倍の時に2万円の買い物をすれば、2000円のポイントがつくわけですが、これはデータ通信専用SIM「2.1GBパック」(SMS有り)の月額1020円の約2か月分に相当します。楽天市場で取り扱っている商品は非常に多岐に渡るので、ポイントが貯まるように意識して買い物をすれば「楽天で買い物をするだけで月々の通信費がタダになる」ということも夢ではないかもしれません。

これは他社には出来ない、楽天モバイルならではの大きな特徴になると思います。   

楽天モバイルショップ大幅拡充決定!

楽天は、渋谷に「楽天カフェ」というショップを運営しています。

 楽天カフェ
出典:Fusion Communications Corp.

ここは楽天市場で取り扱っている人気のスイーツやワインといったグルメ商品を実際に目で見て、食べることが出来るというスポットですが、実はこの楽天カフェの中には「楽天モバイルショップ」というものがあり、楽天モバイルの申し込みが出来るようになっています。楽天ショップで手続きをすれば、SIMカードや端末をその場で手にして持ち帰ることが出来ますし、MNP手続きもすぐに完了します。スタッフが常駐する特設カウンターがあるので、わからないことは何でも教えてもらうことも出来ますので、「MVNOって何?」「格安SIMって本当に安くなるの?」「楽天モバイルはいくらかかるの?」といった疑問はもちろん、端末の設定などについても教えてもらうことが出来ます。

そんな便利な楽天モバイルショップが、この春には二子玉川の「二子玉川ライズ」内にも出店することになりました。さらに今年の秋までには東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地である仙台への出店も決まっています。その後全国に10店舗程度を出店することも発表されています。MVNOの契約はネットや郵便を介して行うケースが多く、「料金が安いのはわかるがサポートが不安で契約に踏み切れない」という声もあると思います。スタッフが常駐するショップが全国に展開するというのは、楽天モバイルを検討している方にとっては朗報ですね。

ショップの展開には多少の時間が掛かることから、並行して大手家電量販店などに商品の手渡し等を行う小さな窓口を展開することも検討されている、とのことです。

楽天モバイルのデータ通信専用SIM まとめ

以上ご紹介しましたように、楽天モバイルは楽天グループの一員という強みを生かして、他社には絶対に真似が出来ないサービスを次々と展開してくるようです。私たち利用者にとっては選択肢が増えること、値下げ競争が起きて料金が下がることは非常に喜ばしいことだと言えます。一方で格安SIMはMVNO各社から実に多種多様な商品が展開されていますので、目先のキャンペーンや単なる料金の安さにとらわれず、自分に合った商品がどんなものかをよく検討するようにしたいものですね。  

公式サイト:楽天モバイル