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OCN「050 plus」がカウントフリーで通話し放題?

050plus
SIM

NTTコミュニケーションズ株式会社は、「050 plus」、「マイポケット」、「OCN モバイル ONE アプリ」)のデータ通信パケット料金を、「OCN モバイル ONE」を使用している顧客に限って、各料金プランで設定されているデータ通信容量から除外する「カウントフリー機能」を提供する、と発表しました.

MVNOサービス「OCN モバイル ONE」を運営するNTTコミュニケーションズ株式会社は、同社が提供するスマートフォン向けアプリ「050 plus」、「マイポケット」、「OCN モバイル ONE アプリ」のデータ通信パケット料金を、「OCN モバイル ONE」を使用している顧客に限って、各料金プランで設定されているデータ通信容量から除外する「カウントフリー機能」を2015年7月27日より提供する、と発表しました。今回はOCNのカウントフリーについて触れていきます。

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カウントフリー対象アプリの概要

今回「OCN モバイル ONE 」のユーザー限定で、発生するデータ通信パケット量がカウントフリーとなるのは以下の3つのアプリです。

128GBのオンラインストレージ「マイポケット」

まずは画像や動画などを保存しておくためのオンラインストレージ「マイポケット」です。

 マイポケット
出典:NTT Communications

このサービスは月額300円で1IDにつき128GBまでの容量のデータをクラウド上に保存しておける、というものです。デバイスフリーなのでスマホはもちろんのこと、パソコンやタブレット端末で利用することも出来ます。

最近はスマホのカメラも非常に高性能になってきましたが、高画質な写真はその分データ量も大きいです。美しい写真や動画を撮影することはスマホを使う楽しみの1つでもありますが、あれもこれもと撮影しているとあっという間にスマホの保存領域が一杯になってしまい、泣く泣く古いものを削除する、などということはよくありがちでしょう。

そのような場合でも「マイポケット」のようなオンラインストレージを使えば、1クリック、1タップで簡単にデータをクラウド上に保存することが出来ます。見たいと思えば「マイポケット」にアクセスすればいつでも見れますし、再度スマホに保存したいと思えばマイポケットからダウンロードすればOKです。

そんな便利なオンラインストレージも、月々のデータ通信容量の上限が決まっているスマホで使うにはやや躊躇してしまうものです。例えばスマホを使って撮影した500MBの動画をマイポケットにアップロードする場合、2回アップロードすればそれだけで500MB+500MB=1000MB、つまり1GBになってしまいます。月に使えるデータ通信容量が月3GBまでだとすると、それだけでもう3分の1は消費してしまうことになります。他にもあれやこれやとスマホでインターネットを楽しむことを考えると、いくら便利でもこれでは気軽に使うことは出来ません。

しかし「OCN モバイル ONE」のユーザーであれば、このようなマイポケットを使う際のデータ通信は「カウントフリー」、つまり一切カウントされません。月々割り当てられたデータ通信容量を消費することなく、いくらでも自由に使えるということです。パソコンで動画や写真を撮影する機会の多い人や、パソコン経由でマイポケットにアップロードした動画や写真をスマホにダウンロードして見たいという人にとってこれは非常に魅力的でしょう。

「マイポケット」がカウントフリーで使える「OCN モバイル ONE」(公式)はこちら!

IP電話アプリ「050 plus」

2つめのアプリがIP電話アプリの「050 plus」です。

 050 plus
出典:NTT Communications

IP電話とは、音声をデータ化してインターネット回線にのせて通話をするものです。

 IP電話
出典:NTT Communications

スマホでIP電話を使うには、アプリをインストールする必要があります。「050 plus」は数あるIP電話アプリの中の1つで、通話品質が非常に安定していることから人気を集めています。

前述のようにIP電話は音声をデータ化してインターネット回線にのせるものなので、音声通話対応SIMでなくとも、つまりデータ専用SIMでも使うことが出来ます。データ専用SIMは音声通話対応SIMに比べて月々の料金が概ね700円程度は安くなるので、「とりあえず音声通話が出来ればいい」という人にとっては非常にメリットがあると言えます。

しかもMVNOの音声通話対応SIMの電話料金は原則「30秒20円」ですが、IP電話はこれに比べるとはるかに安いです。「050 plus」の場合、国内の携帯電話にかける場合は「1分17.28円」ですから、音声通話対応SIMで電話をするのに比べると半分以下の料金でかけられる、ということになります。なお詳細は後述しますが「050 plus」同士の通話は通話料がかかりません。

また、IP電話を使う上で忘れてはいけないのが「利用にはデータ通信が伴う」ということです。IP電話は通話時のみならず、待ち受け状態でもデータ通信を行います。つまりサイトを閲覧したり動画を視聴したりするのと全く同じように、月々のデータ通信容量を消費していくことになります。通話料が安いからといってあまり頻繁に使っていると、意外にデータ通信料を消費してしまうことがあります。目安としては通話中は1分で約250KB、待ち受け中は24時間で約150KBと言われています。1時間の通話で15MBですから、毎日1時間通話をすると月に450MBということになります。このくらいになると利用しているSIMの月間データ通信容量が月500MBや月1GBの場合、ちょっと注意が必要です。

しかし「OCN モバイル ONE」のユーザーが「050 plus」を使う場合、このデータ通信の部分は「カウントフリー」となります。つまり「通話料」と「データ通信の消費量」のうち、後者を全くを気にすることなくIP電話が使えるというわけです。

「050 plus」がカウントフリーで使える「OCN モバイル ONE」(公式)はこちら!

ユーザー必携「OCN モバイル ONEアプリ」

最後に「OCN モバイル ONEアプリ」です。

 OCN モバイル ONEアプリ
出典:NTT Communications

「OCN モバイル ONEアプリ」は、「OCN モバイル ONE」を利用するにあたって様々な便利な機能を提供してくれるユーティリティーアプリです。

例えば上の図でご紹介している「ターボON/OFF機能」。「OCN モバイル ONE」はユーザーが自由な判断で「最大150Mbpsの高速通信が可能な回線」と「200Kbpsの回線」を切り替えて使うことが出来ます。例えば動画を視聴している時は高速回線、ツイッターやニュースサイトのようなテキストがメインのコンテンツを閲覧している時は200Kbpsの回線、というように利用状況によって使い分けを行ってデータ通信容量を節約して使うことが出来るわけですが、この切り替えを「OCN モバイル ONEアプリ」で行います。1日に何度でも切り替えが出来ますが、わざわざブラウザを使って「OCNマイページ」にアクセスして切り替えるよりも、「OCN モバイル ONEアプリ」を使って切り替えた方が楽です。

その他にも利用したデータ通信量、請求金額や料金内訳、契約上京の確認、コース変更や容量追加などをこのアプリ1つで行うことが出来ます。

アプリですから利用するには当然データ通信を伴いますが、これも「マイポケット」や「050 plus」同様に「カウントフリー」となります。つまりこのアプリはいくら使ってもデータ通信容量を消費しません。

「OCN モバイル ONEアプリ」がカウントフリーで使える「OCN モバイル ONE」(公式)はこちら!   

IP電話が通話し放題になる?

今回データ通信量が「カウントフリー」となる3つのアプリのうち、もっとも注目すべきなのが「050 plus」です。

そもそも「050 plus」とは

ここで再度「050 plus」について復習です。

前述のように「050 plus」は「OCN モバイル ONE」と同じくNTTコミュニケーションズが提供するIP電話アプリです。このアプリ自体は「OCN モバイル ONE」のみならず他社の格安SIMを使っていても(当然ドコモ、au、ソフトバンクのSIMでも)利用することが出来ます。

月額基本使用料は300円ですが「OCN モバイル ONE」のユーザーは半額の150円となっています。これとは別に通話料として国内の一般加入電話宛ては「3分8.64円」、国内の携帯電話宛ては「1分17.28円」、国内のPHS宛ては「1分10.8円」などが発生します。

そしてこれも既に述べましたが、IP電話はインターネット回線を通じて音声データをやり取りするためにデータ通信が発生します。そのため月々のデータ通信量に上限がある料金プランのSIMを使っている場合は通話によるデータ通信量の消費に注意が必要となります。

ただし「OCN モバイル ONE」のユーザーが「050 plus」を使う場合のデータ通信量は「カウントフリー」になるので非常にお得、というお話しです。   

「050 plus」同士の通話は通話料も無料!

「OCN モバイル ONE」のユーザーが「050 plus」を使う場合に最もお勧めしたいのが「050 plus」同士の通話です。なぜなら「050 plus」同士の通話は、固定電話や携帯電話などとの通話とは違って通話料がかからないからです。通話料がかからない、「カウントフリー」なのでデータ通信量もかからない、ということは、完全に無料で音声通話が出来てしまう、ということになります。データ通信量を節約するために自宅のWi-Fi環境下でしかIP電話を使わない、という人もいるかと思いますが、双方が「OCN モバイル ONE」と「050 plus」を使っていればどこで通話をしても一切無料になる、という点も見逃せません。

これがどれだけお得なのか、例えば遠距離恋愛をしている恋人同士が、毎日1日30分程度の通話を楽しんでいる、という仮定でシミュレーションしてみましょう。

まずMVNOの音声通話対応SIMを使って通話をした場合、料金は概ね「30秒20円」ですので1回の通話で約1200円の通話料がかかります。30日で何と36000円です。通話時間や通話回数を半分にしたとしても18000円。いかにMVNOの月額基本使用料が安いとはいえ、これではたまったものではありません。そもそもMVNOには、今のところドコモやauのような通話定額プランがありませんので、音声通話を頻繁に利用するユーザーにとっては割高になってしまうという側面があります。

もう1つ、例えば学校や塾から帰るお子さんが最寄りの駅から「迎えに来て」とお母さんに電話をする、という仮定でシミュレーションしてみます。

もし仮に1回の通話が30秒以内で終わったとしても、MVNOの音声通話対応SIMを使うと料金は20円発生します。30秒を超えたら1分まではさらに20円加算されますのでここでは1回の通話を40円で計算しますが、週に5回で200円、1ヶ月で800円、となります。800円の負担をどう捉えるかは人それぞれですが、そもそも少しでも携帯電話にかかる料金を安くしたくてMVNOに乗り換えるわけですから、1円でも安いに越したことはない、というのが多くの人の一致するところでしょう。

「OCN モバイル ONE」のユーザーとなり、これらの通話を「050 plus」同士で行った場合、全て無料となるわけです。月に36000円の通話料といえば年間で43万円以上になりますが、これが無料になるというのはとてつもなく大きなメリットと言えます。

お勧めの料金プランはこれ

「OCN モバイル ONE」の料金プランは以下のようになっています(「050 plus」を使う場合は月々別途150円が加算されます)。

 OCN モバイル ONE
出典:NTT Communications

「050 plus」同士の無料通話が目当てで「OCN モバイル ONE」を使う場合、お勧めなのは全料金プランの中で最も月額基本料金が安い「1日あたり110MB」(月額900円+「050 plus」150円=1050円)のプランです。通話をする双方が持つ必要があるので、家族2人で持つ場合は1050円×2=2100円、ということになります。

この料金プランは1日あたりのデータ通信量が110MBを超えると通信速度が最大150Mbpsから200Kbpsに制限されてしまいますが、よほどのヘビーユーザーでない限りは1日の使用量が110MBを超えることはないと思います。スマホ版Yahoo!JAPANのトップページを1回表示させるのに約250KB程度、300文字程度のテキストメールの送受信に約5KB、YouTubeで約5分の動画を視聴するのに約10MB前後を消費する、といわれていますので、これを参考にすればおおよその見当がつくでしょう。

「1ヶ月あたり3GB」の料金プラン(月額1100円+「050 plus」150円=1250円)の料金プランとどちらを選択するか悩むところですが、「1日あたり110MB」のプランを1ヶ月30日で計算すると「1ヶ月あたり3300MB=3.3GB」ということになります。その上料金は200円安いので、1日あたりの通信量の上限を気にしなければ「1日あたり110MB」の料金プランの方がお得になります。

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「050 plus」同士の通話がカウントフリーになった!のまとめ

今回3つのアプリのデータ通信が「カウントフリー」となることが発表されたわけですが、やはり最もインパクトが大きいのは「050 plus」でしょう。

IP電話といえばひと昔前は「音が悪い」「切れやすい」といったネガティブなイメージが先行しがちでしたが、インフラの改善が進んだ昨今は十分に使用に耐えうるものとなっています。格安で使えることから、090や080で始まる電話番号にこだわらないのであれば積極的に導入を検討してみてもよいと思います。