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「NifMo×ヨドバシカメラ」が音声SIMに価格破壊?

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SIM

「NifMo」ブランドでMVNO事業を展開するニフティ株式会社は、家電量販店大手のヨドバシカメラ全店と公式通販サイト「ヨドバシ・ドット・コム」において「ヨドバシカメラ限定 NifMo音声通話対応SIMカード スタートプラン」を2015年3月18日から発売すると発表し、3月9日から予約受付を開始しました。

「NifMo」ブランドでMVNO事業を展開するニフティ株式会社は、家電量販店大手のヨドバシカメラ全店と公式通販サイト「ヨドバシ・ドット・コム」において「ヨドバシカメラ限定 NifMo音声通話対応SIMカード スタートプラン」を2015年3月18日から発売すると発表し、3月9日から予約受付を開始しました。

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「概要」と「ターゲット」はこうだ!

MVNOであるNifMo(ニフモ)が提供する格安SIM、「ヨドバシカメラ限定 NifMo音声通話対応SIMカード スタートプラン」の概要と想定される利用者は以下の通りです。

音声通話対応SIMとしては最安値クラス

 ヨドバシカメラ×NifMo
出典:NIFTY Corporation

今回発表された「ヨドバシカメラ限定 NifMo音声通話対応SIMカード スタートプラン」は、月額基本料金1180円で音声通話対応SIMが提供されます。データ通信容量の制限はなし、つまり使い放題となりますが通信速度は上り下り最大200Kbpsしか出ません。

ただし「データおかわり0.5GB」というオプションサービスが用意されており、1回900円を払えば0.5GB分のデータ通信を最大150Mbpsで行うことが可能です(同月中6回まで購入可)。

このオプションは本来、月間のデータ通信容量が制限されているプランにおいて超過した際の通信速度制限を解除するためのものですが、当プランでは「一時的に通信速度を速くする」という目的で使うことが可能です。

なお、通話料金は21.6円/30秒となっています。SIMカードのサイズは「標準」「マイクロ」「ナノ」の全てに対応しています。

注意したい点は2つあります。

まず、当プランはLTEに対応していない端末での利用が出来ないということです。SIMフリーのいわゆる「格安スマホ」等で3G通信のみにしか対応していない端末がありますが、そういった端末で使用することは出来ません。

もう1つは最低利用期間が設けられているところです。「利用開始日の翌月から6ヶ月間」の最低利用が必要で、この間に契約を解除した場合は音声契約解除手数料として8640円が発生します。

  

こんな人にお勧め

「ヨドバシカメラ限定 NifMo音声通話対応SIMカード スタートプラン」の特徴は、音声通話対応SIMとしては月額料金が最安値クラスであるということです。データ通信速度を200Kbpsに抑えたために実現した速度といえるでしょう。

お勧めしたいのは「とにかく携帯電話の番号が欲しい」という人です。IP電話であればもっと安い値段で番号を持つことも出来ますが、090もしくは080で始まる番号となるとこの値段で持てるのは他のMVNOではありません。ただし発信の際は21.6円/30秒と少々高めに設定されているので注意が必要です。もしも発信を頻繁にする場合はやはりキャリアの通話定額プランを利用すべきでしょう。もちろん050で始まるIP電話の番号でも構わない、という場合はこの限りではありません。お子さんやお年寄りなどのご家族に「何かのために持っておいてもらう」という使い方もいいと思います。

または「とりあえずネットに繋がる回線が欲しい」という人にもお勧めです。動画サイトで高画質の動画を視聴したり、大容量データのダウンロードを伴うような本格的なスマホゲームのプレイは難しいと思いますが、メールやニュースサイトの閲覧、LINEのメッセージ機能やツイッター、フェイスブックなどSNSのチェック、といった用途であればこの速度でもほとんど支障はありません。

競合する他社のサービスは

「ヨドバシカメラ限定 NifMo音声通話対応SIMカード スタートプラン」と似た価格帯で提供されている格安SIMがいくつかありますので、これらと比較してみましょう。

フリーテル 「使った分だけ安心プラン」

 フリーテル
出典:Plus One Marketing Ltd.

「とにかく携帯電話の番号が欲しい」という場合、FREETEL(フリーテル)の格安SIMは選択肢の1つに入ってくるでしょう。

というのも、フリーテルの料金は6段階に分かれていて、その月に利用した高速データ通信容量に応じて請求金額が変わる、というユニークなプランを採っているからです。もしも高速データ通信が月100MB以内であれば、音声通話対応SIMで月999円です。1GB以内でも月1199円です。

「ヨドバシカメラ限定 NifMo音声通話対応SIMカード スタートプラン」はデータ通信が使い放題ですが、人によっては200Kbpsというのがネックになることもあると思います。「月に使うデータ通信が1GB以下」「出来れば150Mbpsクラスの高速データ通信を使いたい」ということであればフリーテルを使う方が幸せになれるでしょう。   

DMMmobile 通話SIMプラン(1GB)

 DMM
出典:DMM

次にご紹介するのがDMM mobile(DMMモバイル)の「通話SIMプラン(1GB)」です。このプランもフリーテル同様150Mbpsで1GBのデータ通信容量がついてきますが、月額料金が1460円とフリーテルに比べて190円、NifMoに比べて280円高くなっています。1GBを使い切った場合の速度制限は200Kbpsとなっており、これはNifMoと同じです。

DMMmobileは「利用開始日を含む月の翌月から12か月後の月末日まで」という最低利用期間が設けられており、これより前に解約した場合の解約手数料は9000円となっています。

公式サイト:DMM mobile

まとめると・・・

単純に月額料金の安さだけを考えるとやはり「ヨドバシカメラ限定 NifMo音声通話対応SIMカード スタートプラン」に軍配が上がります。少しでも高速データ通信に未練があるのであれば「フリーテル ネットし放題+電話プラス(1GB)」もしくは「DMMmobile 通話SIMプラン(1GB)」を選んだ方が幸せになれるかもしれません。

この2つのどちらか、ということになると、1GBというのは色々と使っているとあっという間に消化してしまう可能性が高いので、そうなった時の制限速度が速いDMMmobileの方が一歩リードするかもしれません。   

公式サイト:DMM mobile

Nifmo×ヨドバシカメラまとめ

今回登場した「ヨドバシ限定NifMo音声SIM」は、フリーテルやDMMmobileなど料金が接近しているプランもいくつかあるものの「データ通信速度を遅くする代わりに格安で音声通話を提供する」という方向性を示した、という点では斬新な試みだと思います。2015年はSIMフリー元年ということでMVNOの競争も激化してくることが予想されますので、今回のNifMoの動きに追従するMVNOが出てくるかどうかが見ものです。