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NifMo(ニフモ)の速度制限は厳しい?他社より不利なのか比較してみた

更新日:2018.08.14

MVNOのひとつ、NifMo(ニフモ)には速度制限があるのでしょうか?そもそもMVNOで言う速度制限とは何でしょうか?この記事では気になるNifMoの速度制限とそのメリット、また他のMVNOの速度制限と比べて規制は厳しいのかどうかなどを検証します!

NifMo(ニフモ)の速度制限はどのくらい?MVNOの中には速度制限のないものも存在しますが、NifMoには速度制限があります。他のMVNOと比べて規制は厳しいほうなのでしょうか?他の格安SIMの速度制限とNifMoの比較なども交えてチェックしてみましょう。

NifMo(ニフモ)は速度制限がある?

速度制限について、基本的な情報を確認していきましょう。まず、速度制限とはなんでしょうか?NifMo(ニフモ)には速度制限があるのでしょうか?

速度制限とは

格安SIMでよく耳にする速度制限とは、データ通信量を使いすぎると、通信速度に規制がかかるというものです。例えば次のようなパターンがあります。

  • 1カ月3GBのプランで3GBすべてを使い切ってしまった
  • 直近3日間でデータ通信を大量に使ってしまった

月ごとに決められた上限の通信量を使い切った後に速度制限がかかるのは、どの格安SIMでも同じです。しかし、直近3日間の使用量によってかかる制限は各MVNOによって違います。

NifMoの場合は3日間ではなく、1日の通信量での通信速度制限があります。

速度制限がかかるとどうなるか

各格安SIMが決めた制限に引っかかると低速通信となります。最大200kbpsの低速通信しか使えないよう制限されると、動画はおろかWebページの閲覧なども難しくなってしまいます。

まったくネットが使えなくなるわけではありませんが、動画や画像の多いサイトのブラウジングはかなり困難な遅さになります。ただし、メールやSNSなどのやり取りであれば、不便に感じながらも使えるかもしれません。

NifMo(ニフモ)の速度制限の詳細は?

NifMoの速度制限はどのような規定になっているのでしょうか?詳しく内容を確認しましょう。

NifMo(ニフモ)の速度制限の基準

NifMoの速度制限について、公式サイトでは次のように説明されています。

NifMoでは、お客様の通信の安定性・公平性を保つために、ご契約のデータ通信プランごとに月間および1日あたりのデータ通信容量の基準値を設定しています。その月、または1日(当日)の通信利用量がそれぞれの基準値を超えた場合、通信速度を最大200kbpsに制限させていただきます。

出典:NifMo-データ通信容量について

通信制限にかかる基準は以下の通りです。

3GBプラン
1日あたり650MBまで
7GBプラン
1日あたり1,500MBまで
13GBプラン
1日あたり2,800MBまで
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NifMo(ニフモ)で速度制限がかかるとどうなるか

先ほど引用した公式サイトの説明によると、1日に使えるデータ通信量の基準を超えてしまうと最大200Kbpsに速度制限されます。規制は1日ごとなので、低速制限が翌日まで適用されることになります。

月末に通信量が余っているときには、通信量を気にせずに動画を見て大量に高速データ通信を使ってしまうなんてこともあるのではないでしょうか?月末の通信量は余っていても、この1日単位での速度制限に引っかかってしまう可能性がありますので注意しましょう。

NifMo(ニフモ)の速度制限は緩和された

ほかの格安SIMではこのような1日の制限はないことが多いので、この制限があるNifMoは厳しい速度制限の基準があると思われがちです。しかし、NifMoの速度制限は2016年9月から緩和されています。

以前は直近3日間の合計したデータ通信量が基準量を超えると制限速度がかかっていました。基準は3GBプランは650MB、5GBプランは1,100MB、10GBは2,200MB。SIMプラン自体が変更されているので基準値は異なりますが、上で紹介したものと同等の内容になっています。この速度規制が3日間の合計ではなく、1日あたりの利用量基準となるよう変更されました。

NifMo(ニフモ)の速度制限のメリットは?

NifMoの速度制限が緩和されることには明らかにメリットがありますが、実は速度制限が存在すること自体にもメリットがあります。詳しく見ていきましょう。

速度制限緩和によるメリット

まず、速度制限の基準が3日間から1日になったメリットには次のようなものがあります。

  • 1日ごとにリセットされるので速度規制にかかりにくくなる
  • 計算上では1日で3倍の量の高速データ通信ができるようになる

3日間だったのが1日だけになるということは、大幅な速度規制の緩和を意味しています。例えば以前の制限だと、3GBプランの場合1日当たり約216MBしか利用できないことになります。単純計算で3倍のデータ量が利用できるようになったということですね。速度制限にかかりにくくなる改定が行われ、使いやすくなったはず。ほかにもNifMoの速度制限に関するメリットがありますが、続いて見ていきましょう。

NifMo(ニフモ)の速度制限のメリット

NifMoに速度制限が存在することを考えると、使いにくい格安SIMなのではないかと思われるかもしれませんが、実は速度制限そのものがメリットになることもあります。

それは、使いすぎを防げるという点。動画や音楽視聴にどのくらいの通信量を使っているか、自分では気づきにくいものですが、1日の通信量に上限があれば使いすぎを教えてくれるラインとなります。

NifMoの通信量の上限はそれぞれのプランの総量に対して5分の1の量なので、1日制限にかかるということはかなりの量を消費しているということになるでしょう。容量を使い切ってしまうと長い間速度を制限されるわけですから、それよりも前に短期間の制限で使い過ぎを防ぐほうが賢い使い方と言えますね。

他のMVNOよりNifMo(ニフモ)の速度制限は厳しい?

NifMo(ニフモ)には1日当たりの速度制限がありますが、他社にも制限はあるのでしょうか?他のMVNOの速度制限と比較して、NifMo(ニフモ)の制限は厳しいのか考えてみましょう。

速度制限のあるMVNO

NifMoと同じような高速通信の速度制限があるMVNOはU-mobileで、3日間の合計通信量によって制限されます。また、mineoのDプランでは制限はありませんがAプランでは3日間で6GB以上使うと速度制限がかかります。mineoでは速度制限を設けていませんが、Aプランではauの通信回線を利用するので、auによる速度規制がかかるようです。また、他のMVNOもau回線のSIMプランを提供しているところが増えているので、そうしたMVNOでも同じ規制があると見てよいでしょう。

多くの格安SIMでは高速通信と低速通信の切り替えができるようになっていますが、低速通信の状態で3日間通信しすぎると制限がかかるMVNOなどもあり、代表的なのがIIJmio(みおふぉん)です。最大200kbpsの低速通信で3日間366MB以上を使った場合、4日目に通信速度が制限されて超低速通信しかできない状態になります。さらに、DMMモバイルにも同じような制限があります。

U-mobile
3日間の制限があるが、通信量上限は公表されていない
mineoのAプラン
3日間の制限があり、上限は6GB
IIJmio
低速通信で3日間366MB以上使うと4日目からさらに低速通信に制限される
DMM mobile
低速通信で3日間366MB以上使うと4日目からさらに低速通信に制限される

速度制限のないMVNO

速度制限のない格安SIMで、目立ったMVNOは次の通りです。

  • 楽天モバイル
  • OCNモバイルONE
  • BIGLOBE
  • DTI SIM

楽天モバイルでは以前は3日間のデータ使用料に関する制限がありましたが、2017年3月1日から3日間の通信速度の制限を撤廃しました。

他のMVNOとNifMo(ニフモ)の速度制限の比較

速度制限がないMVNOがあるのなら、NifMoじゃないほうがいいのでは?そう考えがちですが、実のところ、一概にNifMoが不利とは言えません。

なぜなら、速度制限がないとうたっている格安SIMでもはっきりと明言されていないだけで、何かしらの規制がかかっているという疑惑のあるMVNOも存在しているからです。時間帯などで帯域規制がかかっているのではないか、と考えられているMVNOなどもあります。

また、速度制限がどれくらいでかかるのか公表していない格安SIM、例えばU-mobileなどでは目安がない分、余計に規制にかからないよう気を遣うというデメリットも。NifMoはそうした点で率直な公表があるため、使いやすい格安SIMとも言えるかもしれません。

NifMo(ニフモ)には速度制限があっても快適に使える!

NifMoの速度制限について考えてきましたが、その詳細とメリットについてもう一度まとめておきましょう。

NifMo(ニフモ)は1日制限で使いやすくメリットもある

NifMoの速度制限の詳細は次のとおりでした。

速度制限後の速さ
最大200Kbps
制限基準
1日の合計
3GBプラン/1日
650MB
7GBプラン/1日
1,500MB
13GBプラン/1日
2,800MB

また、他の格安SIMの速度制限についても見ましたが、まとめてふりかえりましょう。

速度制限のあるMVNO
U-mobile
mineoのAプラン
低速通信で速度制限のあるMVNO
IIJmio
DMMモバイル
速度制限のないMVNO
楽天モバイル
OCNモバイルONE
BIGLOBE
DTI SIM

速度制限がないMVNOが並ぶ中で、NifMo(ニフモ)の速度規制は多少厳しいといえるかもしれませんが、しかしだからといって利用しにくい格安SIMではありません。
そう言える理由とNifMoの速度制限のメリットは次のとおり。

  • NifMoの速度制限は1日制限なので規制が緩い
  • 制限があることで使い過ぎを防いでくれるメリットがある
  • 他のMVNOでは公表されていない制限があるかもしれないが、NifMoは率直に制限の数字が公表されていて使いやすい

いかがでしたでしょうか?NifMoの公式サイトには、こうした利用上の情報やお得な情報などがわかりやすく載せられています。キャンペーンなども頻繁に行われているので、ぜひこちらのリンクから公式サイトをチェックしてみてください。

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