MNP(ナンバーポータビリティ)で審査落ちしないために準備しよう
キャリアから格安SIMに乗り換えたり、キャリア間で乗り換えたりするならMNP(ナンバーポータビリティ)の審査に落ちないようにしましょう。ここではMNPの審査に落ちないために準備しておくことを紹介します。
この記事の目次
乗り換えを考えている人はMNP(ナンバーポータビリティ)で審査に落ちてしまわないように準備を進めておきましょう。
考えもしない理由でMNP審査に落ちてしまうことだってあります。審査に落ちると更新月が終わってしまい解約金が発生することだってあります。ここではMNPの審査に落ちないための方法を紹介します。
MNP(ナンバーポータビリティ)での審査について
MNP(ナンバーポータビリティ)ではどんな審査があるのかをまずは知っておきましょう。
携帯電話やスマートフォンを契約する場合には必ず審査があり、主に経済状況が審査対象になります。
契約した内容に沿って期限通り正しくお金を支払っているかどうかを審査し、契約する人を見極めています。
逆に、お金に関して問題が生じたことがある人は審査に落ちやすくなります。契約できない可能性が高い訳です。
ではMNPの審査について詳しく紹介しましょう。
スマートフォン・ケータイ料金未払い
docomo(ドコモ)やau、SoftBank(ソフトバンク)の3大キャリアや格安SIM、その他の契約で料金の支払いが正しく行われなかった過去がある場合、審査に引っかかる可能性があります。
特に3大キャリアだと、たとえ1円でも未払いになっていると審査に引っかかりますので支払い履歴にミスはないか確認しましょう。
端末代金の滞納
スマートフォンを分割購入した場合、残高不足で端末代金の支払いができなかった場合も審査に引っかかります。
代金支払いができなかった場合の履歴は数年に渡って残ります。
端末代金の滞納があった場合はMNP転入先での分割購入はできない可能性が高く、その場合は一括購入をするしか方法がありません。
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クレジットカードの未払い
携帯電話やスマートフォンの契約にかかわらずクレジットカードでの支払いに滞納がある場合や滞納の回数が多い場合も審査の対象になることがあります。
また、他のローン会社で未払いがある場合も審査に落ちる可能性が高くなります。
短期解約
契約から解約までの期間が特に短い場合、審査に落ちてしまうことがあります。
短期解約はキャリアにとってマイナスにしかならない場合が多くあります。
携帯電話やスマートフォンを値引きし安く購入してもらった上で長く契約してもらいたいとキャリアは考えているのですが、短期解約されてしまうと端末を割引した意味がなくなってしまうからです。
短期解約をした場合は数年に渡って契約できなくなる場合もあります。
申し込み回線数
ドコモ、au、ソフトバンクや格安SIMでも契約できる回線の数が決まっています。
1名義1回線となっている場合もありますし、docomo(ドコモ)、au、SoftBank(ソフトバンク)の場合は1名義5回線が限度になっています。
また、1度に5回線契約することができない場合もあります。その場合は3回線まで一度に契約して時間を置き、残りの2回線を契約してください。
MNP(ナンバーポータビリティ)の審査前に自分の情報を見てみよう
MNPの審査に落ちてしまう場合や審査に落ちる可能性がある場合、CICという「割賦販売法・賃金業法指定信用情報機関」で自分の信用情報を調べることができます。
CICで情報を確認できる
CIC(割賦販売法・賃金業法指定信用情報機関)では主にクレジットカードを契約している人の信用情報を取り扱っています。個人でも信用情報を確かめることができます。
ただし、申込情報、クレジット情報、利用記録以外の信用情報は掲載されていませんので、CICに載っている情報はMNP審査の参考で見ておきましょう。
インターネット開示を使うと素早く自分の情報が分かる
CICではインターネットでの情報開示ができます。パソコンやスマートフォンで信用情報の確認がすぐにできますが手数料1,000円(税込)がかかります。
パソコン、スマートフォンがなくても書面で信用情報の確認をすることもできます。
このCICの情報に料金未払いなどの情報がある場合はMNPの審査に引っかかる可能性があります。未払い等の情報が確認された場合は過去に滞納がなかったかどうか確認して支払いを済ませてください。
MNP(ナンバーポータビリティ)の審査をクリアしよう
MNP(ナンバーポータビリティ)の審査基準である料金の滞納、未払い、短期解約などに引っかかることが無いよう乗り換えましょう。
もし、審査に落ちてしまうのであれば、CICに登録されている内容を確認する必要があります。CICの情報に問題がないのであれば、短期解約やその他の契約違反によって審査に落ちている可能性があります。
どの項目で審査に落ちているのかは教えてもらえない場合もあるため、心配な人はまずCICで情報を確認すると良いでしょう。