MNP(ナンバーポータビリティ)一括0円が廃止!格安SIMや格安スマホに乗り換えよう
以前は大手通販会社ではMNP一括0円やキャッシュバックなどのキャンペーンがたくさんありました。ですが現在はMNPの一括0円は廃止されてしまいました。ここではなぜそのようなキャンペーンがMNPの際に廃止されたのか、これからMNPする際におすすめの格安SIMなどをご紹介していきます。
この記事の目次
少し前までは(記事公開日:2017年6月9日)大手通販会社ではMNP(ナンバーポータビリティ)一括0円や現金のキャッシュバックなどのキャンペーンが多く開催されていて、そのキャンペーンを利用してMNPをしていたという人も多いのではないでしょうか。ですが、今ではMNP時のキャンペーンは廃止されています。なんでMNP(ナンバーポータビリティ)時のキャンペーンが廃止されたのか、キャンペーンが廃止されたことでMNPはどこにするのがおすすめなのかなどをまとめていきます。
MNP(ナンバーポータビリティ)の一括0円やキャッシュバックはなぜ廃止されたの?
少し前までは携帯ショップに向かうとMNPをすると数万円キャッシュバックという宣伝がたくさんされていました。当時は他社からMNPをして指定されたプランやオプションに加入すると端末が0円になり、なおかつキャッシュバックも貰えるというものでした。
ですがこのキャッシュバックのお金は既にそのキャリアを利用していたユーザーからの利用料金から出ていて、同じキャリアを使い続けると損をするような形になっていました。そのため総務省から指導が入りMNPの一括0円やキャッシュバックは廃止となりました。
大手通販会社が一括0円やキャッシュバックを行わなくなったことで大手通販会社でMNPをするよりも、格安SIM会社にMNPをした方が通信料金も抑えられて良いことが増えています。
ここからは月額料金も安く人気の高い格安SIM会社と、端末価格が安く手に入れやすい格安スマホをご紹介していきます。
MNPするのにおすすめの格安SIM会社
ではまずはMNPするのにおすすめの格安SIM会社をご紹介していきます。端末は既に手元にあるという方や欲しい端末は既に決まっていて乗り換え先を探しているという方はここからご覧ください。
①mineo(マイネオ)
出典:mineo(マイネオ) まず始めにご紹介する格安SIM会社はmineo(マイネオ)です。mineo(マイネオ)はdocomo(ドコモ)の回線だけでなく、auの回線も利用できる格安SIM会社です。そのためdocomo(ドコモ)の端末ユーザーだけでなく、auの端末ユーザーにも選ばれやすくなっています。
mineo(マイネオ)の月額料金
mineo auプラン(Aプラン) | 月額料金 シングルタイプ データ通信専用SIM | 月額料金 シングルタイプ データ+ SMS | 月額料金 デュアルタイプ 音声対応SIM | 高速通信容量 | 通信速度 | SIM枚数 |
---|---|---|---|---|---|---|
500MB | 700円 | 700円(SMS付帯料なし) | 1,310円 | 500MB/月 | 受信最大708Mbps 送信最大50Mbps | 1枚 |
3GB | 900円 | 900円(SMS付帯料なし) | 1,510円 | 3GB/月 | 受信最大708Mbps 送信最大50Mbps | 1枚 |
6GB | 1,580円 | 1,580円(SMS付帯料なし) | 2,190円 | 6GB/月 | 受信最大708Mbps 送信最大50Mbps | 1枚 |
10GB | 2,520円 | 2,520円(SMS付帯料なし) | 3,130円 | 10GB/月 | 受信最大708Mbps 送信最大50Mbps | 1枚 |
20GB | 3,980円 | 3,980円(SMS付帯料なし) | 4,590円 | 20GB/月 | 受信最大708Mbps 送信最大50Mbps | 1枚 |
30GB | 5,900円( | 5,900円(SMS付帯料なし) | 6,510円 | 30GB/月 | 受信最大708Mbps 送信最大50Mbps | 1枚 |
mineo ドコモプラン(Dプラン) | 月額料金 シングルタイプ データ通信専用SIM | 月額料金 シングルタイプ データ+SMS | 月額料金 デュアルタイプ 音声対応SIM | 高速通信容量 | 通信速度 | SIM枚数 |
---|---|---|---|---|---|---|
500MB | 700円 | 820円 | 1,400円 | 500MB/月 | 受信最大788Mbps 送信最大50Mbps | 1枚 |
3GB | 900円 | 1,020円 | 1,600円 | 3GB/月 | 受信最大788Mbps 送信最大50Mbps | 1枚 |
6GB | 1,580円 | 1,700円 | 2,280円 | 6GB/月 | 受信最大788Mbps 送信最大50Mbps (Xi相当) | 1枚 |
10GB | 2,520円 | 2,640円 | 3,220円 | 10GB/月 | 受信最大788Mbps 送信最大50Mbps | 1枚 |
20GB | 3,980円 | 4,100円 | 4,680円 | 20GB/月 | 受信最大788Mbps 送信最大50Mbps | 1枚 |
30GB | 5,900円 | 6,020円 | 6,600円 | 30GB/月 | 受信最大788Mbps 送信最大50Mbps | 1枚 |
mineo(マイネオ)の月額料金はこのようになっています。見比べてみると分かるかと思いますがauの回線の方が安くなっています。
mineo(マイネオ)の特徴
ここからはmineo(マイネオ)の特徴についてまとめていきます。
mineo(マイネオ)はau回線を利用できる格安SIM会社になっています。他にau回線を利用できる格安SIM会社はUQモバイルとなります。
mineo(マイネオ)は音声通話プランも含めて最低利用期間がありません。以前は最低利用期間12ヶ月、解約金9,500円が必要でしたが、現在は撤廃されています。
テザリングができる格安SIM会社でも有料のオプションになっていることがあります。ですがmineo(マイネオ)では無料でテザリングができるので、普段からテザリングを使うという方におすすめです。
公式サイト:mineo(マイネオ)
どのくらいおトクなの?
をもとに算出
プランをみつけよう
②楽天モバイル
出典:楽天モバイル
次にご紹介する格安SIM会社は楽天モバイルです。楽天モバイルは楽天グループの提供する格安SIM会社です。楽天グループが提供する格安SIMなので、楽天で利用できる特典もたくさん用意されています。
楽天モバイルの月額料金
[table “371” not found /]楽天モバイルの月額料金はこのようになっています。月額料金だけで見ると他の格安SIM会社と比較して安いということはありませんが、楽天ポイントが貯まることもあり、普段から楽天市場を使う人はよりお得になります。
楽天モバイルの特徴
ここからは楽天モバイルの特徴についてまとめていきます。
楽天モバイルはデータSIMの場合でも通話SIMの場合でも初月は月額料金が無料となっています。
楽天カフェでは端末を実際に触ることも可能ですし、月額プランの相談なども行えます。楽天カフェを利用するとSIMカードや端末もその場で受け渡しが可能となっています。
楽天モバイルのWebサイトから申し込んだ場合、配送日時を指定できます。仕事で受け取れない時間は避けることも可能なので受け取るのに時間がかかるということがありません。
公式サイト:楽天モバイル
MNP(ナンバーポータビリティ)後に使うおすすめの格安スマホ
ここからはMNP後に使うおすすめの格安スマホをご紹介していきます。もしも使う格安スマホが決まっていたり、現在使っている端末をそのまま使うという場合は読み飛ばしてください。
①ZenFone 3 MAX
出典:ZenFone 3 Max (ZC553KL) Gallery
まず最初にご紹介する格安スマホがZenFone 3 MAXです。ZenFone 3 MAXはバッテリー容量が大容量になっていて使いやすくなっていることが特徴です。
ZenFone 3 MAXのスペック
端末名 | ZenFone 3 Max (ZC520TL) |
---|---|
メーカー | ASUS |
画面サイズ | 5.2インチ 1,280×720ドット (HD) |
CPU | MediaTek MT6737M (クアッドコアCPU) |
OS | Android™ 6.0 |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
カメラ画質 | 背面:1300万画素 前面:500万画素 |
micro SD スロット | ○ |
SIMカード | microSIMスロット×1、nanoSIMスロット×1 |
通信(LTE) | 2G: GSM/EDGE: 850/900/1,800/1,900MHz 3G: W-CDMA Band: 1/2/5/6/8 4G: FDD-LTE Band: 1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28 TD-LTE Band: 38/41 |
Wi-Fi | IEEE802.11b/g/n |
Bluetooth | v4.0 |
バッテリー | 4,100mAh |
入出力端子 | micro USB type B |
サイズ | 149.5mm × 73.7mm × 8.55mm |
重量 | 160g |
本体カラー | シルバー,ゴールド,グレー |
ZenFone 3 MAXの特徴
ここからはZenFone 3 MAXの特徴についてまとめていきます。
ZenFone 3 MAXに搭載されているバッテリーは4,100mAhと非常に大容量になっています。大容量バッテリーを搭載しているため充電をし忘れてもバッテリーが切れにくくなっています。
ZenFone 3 MAXにはOTGケーブルというものが付属していて、このOTGケーブルというものを利用することでリバースチャージ機能を使えます。この機能を使うことでZenFone 3 MAXから他の端末に充電することが可能です。
②arrows m03
出典:arrows m03
次にご紹介する格安スマホがarrows m03になります。arrows m03は日本製の格安スマホとなっているので安心して使える端末になります。
arrows m03のスペック
機種名 | arrows M03 |
---|---|
メーカー | 富士通コネクテッドテクノロジーズ |
OS | Android 6.0 Marshmalllow |
CPU | Qualcomm Snapdragon410 (1.2GHzクアッドコア) |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
SDカードスロット | microSD/microSDHC/microSDXC 最大200GBまで |
ディスプレイ | 約5インチ IPS液晶 ゴリラガラス3 (1280×720)HD |
カメラ機能 | 背面1310万画素 フロント500万画素 |
バッテリー | 2580mAh |
連続通話時間 | LTE:約770分 3G:約700分 |
連続待受時間 | LTE:約640時間 3G:780時間 |
バッテリー充電時間 | 約150分 |
SIMサイズ | nano SIM |
対応周波数(LTE) | LTE:Band1/3/8/19/26 3G:Band1/5/6/8/19 GSM:850MHz、900MHz、1800MHz、1900MHz |
防水・防塵 | 防水 IPX5/8 防塵 IP6X |
おサイフケータイ | ○ |
WiFi | IEEE802.11 a/b/g/n |
Bluetooth | 4.1 |
本体サイズ | 約144mm×72mm×7.8mm |
重量 | 約141g |
arrows m03の特徴
ここからはarrows m03の特徴についてまとめていきます。
arrows m03は使いやすい端末になっていますが、デザインも重視した格安スマホになります。手触りも良くなるような作りになっていますし、端末の形も少し丸くなっているので持ちやすい形になっています。
arrows m03は日本製の格安スマホになっていることもあり、日本人が良く使う機能を多数搭載しています。おサイフケータイが搭載されている格安スマホもなかなかないのでarrows m03はおすすめです。
MNP(ナンバーポータビリティ)の一括0円などは廃止されたので格安SIMや格安スマホを使おう
MNP時の一括0円などが廃止されてしまったので、現在は大手通販会社でのMNP(ナンバーポータビリティ)はあまりお得ではありません。少しでもお得にしていきたいというのであれば、格安SIMや格安スマホにMNPをしていきましょう。