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LINEモバイルとMVNEの気になる関係とは

更新日:2020.12.08

2016年の9月にサービスを開始した格安スマホ、LINEモバイル。メッセージアプリLINEに特化したプランと、その月額料金の安さに注目が集まっています。この記事では、そのLINEモバイルとMVNEとの関係について紹介します。

2016年の9月にサービスを開始したLINEモバイル。メッセージアプリLINEに特化したプランと、その月額料金の安さに注目が集まっています。この記事では、そのLINEモバイルとMVNEとの関係について紹介します。

そもそもMVNEって何?

まず初めに、あまり聞きなれない言葉、MVNEについて説明します。

MVNEはMobile Virtual Network Enablerの略

MVNEは、Mobile Virtual Network Enablerという言葉の略語。MVNOに対して支援するサービスを展開する企業や団体のことをMVNEと言います。

MVNEを理解するためには、MNOやMVNOも知っておこう

MVNEの役割を正確に理解するためには、MVNOやMNOという言葉も理解しておく必要があります。

MNOは、Mobile Network Operatorの略で、自社で回線ネットワークを持っている会社。日本の場合はドコモやKDDI、ソフトバンクなどがこれにあたります。

MVNOは、Mobile Virtual Network Operatorの略で、自社では回線ネットワークを持たず、他者のネットワークを借りてサービスを提供している会社。LINEモバイルを初めとした格安SIM会社は、ほとんどがこのMVNOです。

そして、MVOとMVNOの仲介役になってノウハウをMVNOに提供する会社がMVNEというわけです。

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日本のMVNEはどんなところがある?

日本でMVNEとして知られる会社としては、以下のような会社が挙げられます。

  • IIJ
  • NTTコミュニケーションズ (OCN系)
  • b-mobile
  • freebit

これらの会社は、ドコモやauの回線をMVNO各社に提供しており、自社がMVNO事業も行なっている会社もあります。

また、たとえ同じMNOの回線を使っていても、このMVNEの回線が違えば、通信の品質が違います。一般的にIIJやOCNをMVNEに持つMVNOは通信速度が早く、b-mobileやfreebitをMVNEに持つMVNOは通信速度が遅いと言われています。

LINEモバイルとMVNEの関係について

MVNEの意味や役割について説明したところで、次は、LINEモバイルとMVNEの関係について見ていきましょう。

LINEモバイルのMVNEはどこ?

通信の品質を決めるのがMVNEということで、LINEモバイルが使えるMVNOなのかどうかを知るためには、LINEモバイルのMVNEがどこかというのが気になるところですよね。

LINEモバイルのMVNEは、NTTコミュニケーションズです。ドコモの回線を利用しているNTTコミュニケーションズで、他には、OCN モバイル ONEやNifMoといったMVNOにもサービスを提供しているMVNEになります。

回線速度が安定して速いと評判のMVNEとなっています。

また、LINEモバイルはSoftBank(ソフトバンク)回線も提供していますが、こちらはMVNEが間に挟まっていないそうで、そのおかげでdocomo(ドコモ)回線のプランと同じ料金を実現できています。

LINEモバイル自体はMVNEになるの?

MVNOのサービスを行なっている会社の中には、自社でMVNEを兼ねている会社もありますが、LINEモバイルはMVNE事業は行わないようです。

LINEモバイルがMVNEに委託する業務とは

数あるMVNOの中でも、非常に特殊なプランを提供しているLINEモバイル。LINEモバイルがMVNEのNTTコミュニケーションズに委託している業務を紹介します。

LINEモバイルはカウントフリー機能をMVNEに委託

LINEモバイルは、LINEフリープランとコミュニケーションフリープランの2つのプランを提供していますが、その両方に存在するのがカウントフリー機能。LINEモバイルは、このカウントフリー機能の業務を、MVNEであるNTTコミュニケーションズに委託しています。

LINEモバイルのカウントフリー機能とは

LINEモバイルの提供するプランの一番の魅力でもあるカウントフリー機能。これは、特定のアプリで使う高速データ通信の容量をカウントしない、つまり使い放題になるという機能です。

LINEフリープランの場合はLINEアプリで使う通信量、コミュニケーションフリープランの場合は、LINEアプリに加えて、Twitter、Facebook、Instagramで使う通信量が、それぞれカウントフリーになります。

カウントフリー機能の注意点

カウントフリー機能を実現するために、MVNEはユーザーの以下の情報を取得していると、LINEモバイルは発表しています。

パケット内容のうちヘッダの一部が、具体的にどこまでを表すか明らかにされていないため、プライバシーの観点で気になる人は、注意が必要です。

  • IPアドレス
  • ポート番号
  • パケット内容のうちヘッダの一部(テキスト、動画、画像等のデータ内容含まない部分)

LINEモバイルとMVNEの関係まとめ

以上、LINEモバイルとMVNEの関係について紹介しました。

LINEモバイルは、ドコモの回線を使うNTTコミュニケーションズをMVNEとして運営しており、提供するサービスの一番の魅力であるカウントフリー機能に必要な業務を、NTTコミュニケーションズに委託しています。

NTTコミュニケーションズは、通信速度が安定して速いという評判があるので、LINEモバイルは安心して利用できそうですね。

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