J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)のWiMAXルーターはどれがいい?
J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)のルーターはWiMAX専用で使えます。J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)のWiMAXの詳細や料金、サービス内容、注意点を確認しましょう。契約できるモバイルルーターも紹介しますので、ぜひ比較してみてください。
この記事の目次
J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)にはWiMAX専用モバイルルーターがあります。専用モバイルルーターを使ったJ:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)のWiMAXはどんなサービスなのか、ルーターはどういったものか、料金はいくら必要なのか紹介します。
J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)はWiMAXの取り扱いがある
J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)は格安SIMのサービスを取り扱っていますが、WiMAXのサービスも取り扱っています。
WiMAXとは
WiMAXはUQコミュニケーションズが提供する、携帯電話用とは別の電波を使ったインターネット通信サービスです。格安SIMよりももっと前に人気になったサービスです。通信速度が速く、使い放題だったため携帯電話しかなかった頃から愛用している人も多くいます。
WiMAXは現在WiMAX 2+になり以前のWiMAXとはサービスが少し変わりました。以前のWiMAXは2018年度中に完全終了することが決定しています。
WiMAX 2+は2013年から始まったサービスでWiMAXよりも速い通信速度が使えるようになりました。WiMAX 2+の最大通信速度は220Mbpsになっています。格安SIMとは違い混み合うことも少ないため実際の速度も非常に速いというのが特長です。
J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)はau 4G LTEも使える
J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)のルーターにもWiMAX 2+のサービスがあります。さらにジェイコムモバイルの場合はauの4G LTEも使うことができます。しかもWiMAX 2+でキャリアアグリゲーション(CA)も利用でき、最大440Mbpsの通信が使えます。
ジェイコムWiMAXの料金
J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)のルーターを選択すると2つの料金プランから契約をすることになります。
J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)のツープラス ギガ放題は月額4,729円、ツープラスプランは月額3,990円です。
ツープラス ギガ放題というプランは通信容量無制限の使い放題ができるプランです。使い放題なので何GB使っても月額料金が増えることはありません。ツープラスプランは7GBの通信容量が使えるプランです。
- ツープラス ギガ放題 通信容量無制限 月額4,729円
- ツープラスプラン 通信容量7GB 月額3,990円
ツープラス ギガ放題、ツープラスプランも契約には期間があります。ツープラス ギガ放題は2年契約、ツープラスプランは2年と4年が選べます。いずれも契約は自動更新になります。
契約を途中で解除するときは違約金が発生します。2年契約を選んだ場合1年目に解約すると20,520円、2年目に解約すると15,120円、3年目以降に解約すると10,260円 が必要になります。
4年契約を選んだ場合は1年目に解約すると20,520円、2年目に解約すると15,120円、3~4年目に解約すると10,260円、5年目以降に解約すると10,260円の契約解除料金が発生します。
2年契約の場合
- 1年目 20,520円
- 2年目 15,120円
- 3年目以降 10,260円
4年契約の場合
- 1年目 20,520円
- 2年目 15,120円
- 3~4年目以降 10,260円
- 5年目以降 10,260円
WiMAX 2+にある制限
WiMAX 2+には制限もあります。ツープラスプランを契約した場合、前日までの直近3日間に「WiMAX 2+」と「au 4G LTE」の通信量の合計が10GB以上となった場合に通信速度が遅くなります。
ツープラス ギガ放題を契約した場合でも前日までの直近3日間に「WiMAX 2+」と「au 4G LTE」の通信量の合計が10GB以上となった場合に通信速度が遅くなります。
ツープラス ギガ放題は速度制限の適用を考えると、速い通信速度で使えるのは平均1日約3GB。ということは月に約90GB程度ということですね。
2種類のルーターが選べる
J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)のWiMAX 2+プランでは2つのモバイルルーターを選んで契約することができます。モバイルルーターは端末一括0円になっているので必ず買いましょう。
NEC製のモバイルルーター:WX03
WX03はNEC製のモバイルルーターです。一般的なデザインのモバイルルーターとなっています。WX03はWiMAXの弱点である屋内は電波が弱いという性質を克服する為、充電クレードルに拡張アンテナがついていてこれが受信感度を上げてくれます。(クレードルは別売です)
出典:J:COM mobile
感度が上がると電波状態が良くなるのでWiMAX 2+がよりよく使える様になります。
通信最大速度は440Mbpsでバッテリーも大きめですから持ちも当然良くなっています。
WX03 | |
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機種名 | Speed Wi-Fi NEXT WX03 |
製造元 | NECプラットフォームズ |
サイズ | 約99 (W) ×62 (H) ×13.2 (D) mm |
重さ | 約110g |
連続通信時間 (静止時Wi-Fi接続時 | ハイパフォーマンスモード:約7.3時間 ノーマルモード:約10.0時間 エコモード:約12.3時間 |
連続通信時間 (静止時)Bluetooth接続時 | ハイパフォーマンスモード:約9.6時間 ノーマルモード:約15.0時間 エコモード:約16.5時間 |
連続待受時間 (静止時) | 休止待受け(リモート起動あり):約1,100時間 待ち受け:約45時間 |
最大同時接続数 | Wi-Fi機器:10台、USB:1台 またはBluetooth機器:3台 |
通信方式 | WiMAX 2+(ハイスピードモード) |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11ac/a/b/g/n |
バッテリ容量 | 2,890mAh |
対応OS | Windows® Vista® /7 SP1/8/8.1/10 Mac OS X v10.5以降 |
スティック型のモバイルルーター:W04
W04はスティック型のモバイルルーターです。モバイルルーターではあまり見かけないデザインですね。W04はWiMAX 2+とau 4G LTEの両方の電波が使えますから利用できるエリアはWiMAXよりも広くなります。
出典:J:COM mobile
W04スペック | |
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機種名 | Speed Wi-FiNEXT W04 |
製造元 | HUAWEI TECHNOLOGIES CO.LTD. |
サイズ | 約130x53x14.2mm |
重さ | 約140g |
連続通信時間 (静止時)ハイスピードモード(WiMAX2+) | ハイパフォーマンス:約6時間30分 ノーマル:約9時間 バッテリーセーブ:約10時間30分 |
連続通信時間 (静止時)ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX2+、LTE) | ハイパフォーマンス:約4時間20分 ノーマル:約6時間30分 バッテリーセーブ:約9時間10分 |
連続待受時間 (静止時) | 初期設定:約850時間 クイックアクセスモード設定時:約38時間 |
最大同時接続数 | 最大10台 |
通信方式 | ハイスピードモード(WiMAX2+) ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX2+/FD-LTE) |
Wi-Fi規格 | 802.11a/b/g/n/ac |
バッテリ容量 | 2,750mAh |
対応OS | Windows Vista、Windows7、Windows8、Windows8.1、Windows10 Mac OS X 10.5/10.6/10.7/10.8/10.9/10.10/10.11、Mac OS Sierra 10.12 |
どっちのモバイルルーターがいいの?
二つのタイプのモバイルルーターを比べてみると、持続時間、使える電波に大きな差があります。
バッテリーはWX03の方が長持ち
WX03に搭載されている電池は2,890mAh。W04に搭載されている電池は2,750mAh。差はたった140mAhですが、時間にすると大きな差がでています。WX03は連続通信時間 (静止時)WiFi接続時にハイパフォーマンスモード:約7.3時間、ノーマルモード:約10.0時間、エコモード:約12.3時間となっています。W04は連続通信時間 (静止時)WiFi接続時にハイスピードモード(WiMAX2+)にハイパフォーマンス:約6時間30分、ノーマル:約9時間、バッテリーセーブ:約10時間30分です。
1時間くらい、場合によっては1時間以上の違いがあります。
連続待ち受け時間では、WX03が休止待受け(リモート起動あり):約1,100時間、待ち受け:約45時間、W04が初期設定:約850時間、クイックアクセスモード設定時:約38時間です。待ち受けでは大きな差になっています。おそらくWX03の方が節電効果が高く作られているのでしょう。
W04の方が屋内に強い
使える電波は、W04の方が最新のモバイルルーターなため、au 4G LTEも使うことができるという特長があります。WX03はWiMAXの電波だけしか使うことができませんが、W04はau 4G LTEも使えます。ここにどんな違いが発生するのかというと、WiMAXの電波は屋内に届きにくいという短所があります。au 4G LTEだと屋内でも電波が届きやすくなっているため、WiMAXの電波よりも室内向きです。W04はWX03よりも屋内に強いモバイルルーターということになります。
WX03が向いている人
WX03は持続時間が長いので、外出時に持って回ることが多いタイプの人に向きそうです。今ではモバイルバッテリーもありますから電池を補うということもできます。しかし、もともとの持続時間が長い方が安心できます。待ち受け時間で250時間も差が出ていますから持ち歩くことが必要な人にはWX03が向いているでしょう。
W04が向いている人
W04はauの電波も使えるというところが特長です。WiMAXの電波よりもエリアが広いauの電波を使うことができるので、WiMAXの電波だけでなくauの電波も必要になるエリアへ出かける人に向いています。
電波をキャッチすることができないとモバイルルーターとしての意味はなくなってしまうでしょうから、WiMAXのエリア以外にも持って回りたい人はW04を選ぶといいでしょう。また、屋内で使いたい場合もau 4G LTEが使える方が電波が強く使えます。
ジェイコムモバイルのWiMAX 2+ルーターは自分の環境に合わせて選ぼう
J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)でWiMAX 2+を契約するときは以下の二つの要素でモバイルルーターを選びましょう。
W04でau 4G LTEをモバイルルーターで使う場合、別途月額料金がかかりますが、WiMAXの電波が弱い場合には頼りになります。電波が弱いのではないかと思われる場合はW04を選択しましょう。
au 4G LTEを使う必要がない、WiMAXの電波で十分だという人はWX03を選ぶと良いでしょう。電池の持ちが良くクレードルによる電波受信感度のUPもできます。
W04、WX03それぞれ長所がありますので、自分の使う用途にモバイルルーターの長所を合わせて使うと良いでしょう。
公式サイト:J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)