HUAWEI Mate 9発表。5.9インチ大画面で日本発売予定
「HUAWEI Mate 9」発表。日本でも発売予定としており、5.9インチの狭額縁ディスプレイ、Kirin 960の高性能SoC、ライカとコラボした第二世代のデュアルカメラや4000mAh大容量バッテリーにも注目です。
この記事の目次
ドイツ・ミュンヘンでの発表会で、ファーウェイはフラグシップのスマートフォン「HUAWEI Mate 9」を発表しました。5.9インチの大画面ディスプレイながら狭額縁設計となっており、SoCにはKirin 960、背面カメラはライカとコラボしたデュアルレンズを採用するなどハイスペックな端末となっています。
一次出荷予定国には日本も含まれており、国内発売の期待がかかる機種。注目ポイントをチェックしておきましょう。
2016年11月の記事です。
サムネイル画像の出典:HUAWEI
HUAWEI Mate 9発表。日本でも発売予定
ファーウェイは、ドイツで開かれた発表会でフラグシップモデルのスマートフォン「HUAWEI Mate 9」を発表しました。
出典:HUAWEI(en)
5.9インチながらスリム設計を実現しており、高性能プロセッサーや大容量バッテリー、デュアルレンズを搭載した注目機種。一次出荷国には日本も含まれており、国内発売が期待されるモデルです。発表時の価格は699ユーロ、日本円にして約8万円程度。
HUAWEI Mate 9のスペック
HUAWEI Matet 9のスペックは以下の通り。Android 7.0 Nougatを標準搭載しており、5.9インチの大画面ディスプレイ、高性能プロセッサ、デュアルレンズカメラ、大容量バッテリーを搭載しています。
機種 | HUAWEI Mate 9 |
---|---|
ブランド | ファーウェイ |
本体サイズ 重量 | 156.9×78.9×7.9mm 約190g |
本体カラー | スペースグレイ/ムーンライトシルバー/シャンパンゴールド/モカブラウン/セラミックホワイト |
OS | Android 7.0 Nougat/EMUI 5.0 |
ディスプレイ | 5.9インチ フルHD 1920×1080 373ppi |
プロセッサー | CPU:HUAWEI Kirin 960 オクアコア (4x2.4GHz Cortex-A73+ 4x1.8 GHz Cortex-A53)+ i6コプロセッサ GPU:Mali-G71 MP8 |
メモリ | MHA-L29: 4GB RAM + 64GB ROM MHA-L09: 4GB RAM + 64GB ROM |
microSDカードスロット | MHA-L29: あり/最大256GB(SIM2スロットを利用) MHA-L09: あり/最大256GB |
メインカメラ | 20MP モノクローム+12MP RGB、F2.2 光学手ぶれ補正、BSI CMOS、デュアルトーンフラッシュ、PDAF+CAF+レーザー+深度オートフォーカス、2xハイブリットズーム、4Kビデオ撮影 |
フロントカメラ | 8MP、オートフォーカス、F1.9 |
バッテリー | 4,000mAh |
ネットワーク | (MHA-L29) SIM1: 4G TDD LTE: Band38/39/40/41(100MHz) 4G FDD LTE: Band1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28/29; 3G UMTS(WCDMA)/HSPA+/DC-HSDPA: Band 1/2/4/5/6/8/19 3G TD-SCDMA: Band34/39 CDMA EV-DO Rev. A: BC0(800MHz), only for China Telecom 2G GSM: 850/900/1800/1900MHz SIM2: 3G UMTS(WCDMA): Band 1/2/4/5/6/8/19 CDMA: BC0(800MHz),only for China Telecom 2G GSM: 850/900/1800/1900MHz (MHA-L09) 4G TDD LTE: Band38/39/40 4G FDD LTE: Band1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28/29; 3G UMTS(WCDMA)/HSPA+/DC-HSDPA: Band 1/2/4/5/6/8/19 3G TD-SCDMA: Band34/39 2G GSM: 850/900/1800/1900MHz |
SIM | MHA-L29: デュアルSIM MHA-L09: シングルSIM |
Wi-Fi | 2.4G/5G, 802.11a/b/g/n/ac with Wi-Fi Direct |
Bluetooth | BT4.2、 BLEサポート |
NFC | 対応 |
USB | USB Type C(ハイスピードUSB) |
センサー | Fingerprint Sensor, G-Sensor, Gyroscope sensor, Compass, Ambient Light Sensor, Proximity sensor, Hall sensor, Barometer, IR |
GPS | GPS/Glonass/Galileo/BDS |
オーディオ | デコーディングフォーマット: MP3, MIDI, AMR-NB, AAC, AAC+, eAAC+, AMR-WB, WMA2-9, RA, PCM, OGG, and FLAC ファイルフォーマット: MP3, MP4, 3GP, WMA, OGG, AMR, AAC, FLAC, WAV, MIDI, and RA |
ビデオ | デコーディングフォーマット: 4K video, H.265, H.264, H.263, MPEG-4, MPEG-2, RV7-10, Xvid, VP8, WMV9 ファイルフォーマット: 3GP, MP4, WMV, RM, RMVB, and ASF |
(海外で公開されている情報です。日本で発売される場合の仕様は異なる可能性があります)
どのくらいおトクなの?
をもとに算出
プランをみつけよう
Android 7.0 Nougatを標準搭載
フラッグシップらしく、OSにはAndroid 7.0 ヌガーを標準搭載。ブランド独自のEMUI 5.0によってUIはカスタマイズされています。
狭額縁5.9インチの大画面フルHDディスプレイ
出典:HUAWEI
HUAWEI Mate 9は5.9インチ大画面ディスプレイを採用。解像度はフルHD(1920×1080ドット)で、ベゼルは以前のフラグシップモデルMate 8と比較して30%も薄くなっています。その証拠に、5.5インチのディスプレイを搭載するiPhone 7 Plusと比較して横幅が1mmの僅差になっており、縦幅に関してはiPhone 7 Plusより1.3mmも薄くなっているとのこと。
最近ではXiaomiが超狭額縁ディスプレイ搭載「Mi MIX」を発表しましたが「画面占有率をあげつつもコンパクトなファブレット」は今後のトレンドになるかもしれません。
Kirin 960 オクタコアCPU
プロセッサには自社系の「Kirin 960」を採用。KirinブランドのSoCの中でも最上位に位置する高性能SoCで、ARMのクロックスピードが高いCortex-A73(2.4GHz×4)と、Cortex-A53(1.8GHz×4)の合計8コアCPUとなっています。
GPUもMali-G71の8コアになっており、CPU・GPU性能ともにフラグシップ機にふさわしい仕様になっています。内蔵メモリもLPDDR4/4GB RAMを採用しており、まさしくハイエンドモデルといったところ。
ライカコラボのデュアルレンズカメラ
出典:HUAWEI
ライカとコラボしたデュアルレンズ搭載のスマートフォンは日本でも「HUAWEI P9」などに搭載されましたが、HUAWEI Mate 9では新たに第二世代のライカ・デュアルカメラを採用。一方の12MP・RGBセンサーがビビットなカラーをとらえ、もう一方の20MP・モノクロームセンサーがより高精細な描写を可能にします。今回は縦に並べたことでレンズがより多くの光を取り込めるようになったことから光学性能も改善しているようです。
光学手ブレ補正での4K動画撮影にも対応しており、国内で発売されたHonor 8やHUAEWI P9同様にカメラ部分には注目です。
4,000mAhの大容量バッテリーと急速充電
出典:HUAWEI(en)
バッテリーは4,000mAhとスマートフォンの中でもかなりの大容量になっており、省電力設計もあって2日利用を謳います。
またHUAWEI SuperChargeにも対応しており、20分で1日分の急速充電も可能としています。こちらはMate 8から50%速くなっているそうで、忙しい時間でもサッと充電して外出できそうです。
HUAWEI Mate 9発表まとめ
HUAWEI Mate 8に関しては日本で正規販売されていなかったこともあり、次期フラグシップモデルであるHUAWEI Mate 9には期待がかかります。日本での正式な発売日情報は不明ですが、これからの発表に注目しておきましょう。
SIMフリースマホを安く運用するには格安SIMがおすすめ。人気プランは「SIMチェンジプラン診断」から比較してみましょう。