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ついに発売!「FREETEL(フリーテル)Simple」開封レビュー

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SIMフリースマホ

FREETELは2015年8月28日についに待望のSIMフリーガラケー「FREETEL Simple」の発売を開始しました。2度の発売延期を乗り越えてようやく発売に漕ぎつけた「FREETEL Simple」をSIMチェンジ編集部では発売日に入手。開封レビューを行ってみます。

MVNOブランド「FREETEL(フリーテル)」を運営するプラスワンマーケティング株式会社は、2015年8月28日についに待望のSIMフリーガラケー「FREETEL Simple」の発売を開始しました。

FREETEL Simple

2度の発売延期を乗り越えてようやく発売に漕ぎつけた「FREETEL(フリーテル)Simple」をSIMチェンジ編集部では発売日に入手することが出来ましたので、さっそくFREETEL(フリーテル)Simpleをレビューしていきます。

「FREETEL(フリーテル)Simple」の概要

まずは開封レビューの前に「FREETEL Simple」の概要をご紹介します。

「日本初のSIMフリーガラケー」

「FREETEL(フリーテル)Simple」はFREETEL(フリーテル)曰く「日本初のSIMフリーガラケー」です。

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出典:FREETEL

ここ1、2年でいわゆる「SIMフリー端末」は海外メーカーを中心に数多くリリースされてきました。しかしそのほぼ全てが「SIMフリースマホ」、つまりスマートフォンでした。SIMフリー端末はキャリアに縛られずに自由にSIMを差し替えて使うことが出来るため、通信コストを節約したい人や端末やSIMを複数台所有する人にとっては便利なものですが、これをガラケーでも可能にしたのが今回発売された「FREETEL Simple」です。

「FREETEL Simple」はFREETEL(フリーテル)のSIMはもちろんのこと、FREETEL(フリーテル)以外のドコモ系MVNOのSIMであれば基本的にどこのものでも利用することが可能です。キャリアのSIMはドコモとソフトバンクのものが利用可能となっており、これはFREETEL(フリーテル)のサイトでも明記されています(auやau系MVNOのSIMは通信方式が異なるので利用することは出来ません)。

なお、定価はSIMフリー端末としては格安の5,980円となっています。

機能は「通話」と「SMS」のみ

「FREETEL(フリーテル)Simple」はその名の通り非常なシンプルな作りとなっており、主な機能は通話とSMS(ショートメール)に限定されています。FMラジオや音楽プレーヤーとしても使うことは出来ますが、スマホのようにインターネットをすることは出来ませんし、アプリを入れて使うことも出来ません。カメラもついていません。

 FREETEL simple
出典:FREETEL

1台のスマホで通話やメール、ネット閲覧や動画視聴、フェイスブックやツイッターなどのSNSまで何でも済ませられるという今の時代にあってこれはシンプル過ぎるほどシンプルなものですが、「通話とメールだけ出来ればいい」という層は確実に存在します。そのような人たちにとって今のハイスペックスマホは機能がてんこ盛り過ぎて邪魔なだけかもしれません。使いもしない機能のお蔭で端末が無駄に大きくなったり、値段が高くなったり、バッテリーの持ちが悪くなったりでうんざりしている・・・という人は意外と多いのではないでしょうか。

また「2台め」としてのニーズも大きいといえます。つまり「通話はガラケーで、メールやネットはスマホ」で、というパターンや「仕事はガラケーで、プライベートはスマホで」等々の使い方です。

スマホのネックの1つに「比較的バッテリーの持ちが悪い」ということが挙げられますが、これは「いざという時の通話」を考えた時に大きな不安材料となります。急にあちこちに電話連絡を取らなければならなくなったのに、バッテリーの残量が心許なくて非常に焦った、という経験はスマホユーザーであれば1度は経験していると思います。このような事態を回避するために、特にスマホのヘビーユーザーを中心に「通話用のガラケーを別に持つ」という人は少なくありません。

あるいは高額なキャリアのパケットパックを嫌って、データ通信はMVNOのSIMを挿したスマホで、通話はガラケーで、というパターンも増えています。

他にも「仕事用とプライベート用」、「プライベート用と●●な遊び用」、「プライベート用とオークションの連絡用」などのように2台持ちの人は結構いるため、「値段が安くて気軽に使え、なおかつ機能が絞られていてシンプルな端末」へのニーズはそれなりに高いと思われます。「FREETEL(フリーテル)Simple」はそこに「刺さる」端末であると言えるでしょう。

FREETEL(フリーテル)は「FREETEL(フリーテル)Simple」専用プランを用意

FREETEL(フリーテル)には「使った分だけ安心プラン」という、その月に利用したデータ通信量に応じて料金が変わる6段階制の料金プランがありますが、データ通信機能のない「FREETEL(フリーテル)Simple」にこの料金プランは適用されません。

「FREETEL(フリーテル)Simple」には専用プランが用意されており、月々の基本料金は899円となっています。これとは別に通話は30秒20円、SMS送信は1通3円(受信は無料)の料金が加算されます。ただしFREETEL(フリーテル)の「通話料いきなり半額」を組み合わせて使えば通話料は30秒10円になります。

スマホで「通話料いきなり半額」を使う場合は専用アプリを使って発信することになりますが、アプリをインストール出来ない「FREETEL(フリーテル)Simple」では「プレフィックス」という番号(00326035)を相手先の電話番号の先頭につけて発信することになります。「FREETEL (フリーテル)imple」には「通話料いきなり半額モード」という機能があり、これをオンにしていれば自動的にプレフィックスが付加された上で発信されるます。つまりいちいち手入力をする必要はありません。

「通話料いきなり半額」は申し込みが必要なサービスですが、別途料金が必要なわけではありません。「FREETEL(フリーテル)Simple」の購入と同時にFREETEL(フリーテル)のSIMも申し込む場合はぜひつけることをお勧めします。なお、FREETEL(フリーテル)以外のSIMを使っている場合(他のMVNOのSIMやキャリアのSIM)であっても「通話料いきなり半額」を利用することが出来ます(この場合は「通話料いきなり半額」を利用した通話料金のみFREETEL(フリーテル)に支払う)。   

「FREETEL(フリーテル)Simple」の開封と気になる点のチェック

いよいよSIMチェンジ編集部に届いた「FREETEL Simple」の開封レビューです。

「FREETEL(フリーテル)Simple」を開封して触ってみよう

「FREETEL(フリーテル)Simple」は公式オンラインショップの「FREETEL(フリーテル)eSHOP」はもちろんのこと、ビックカメラやヨドバシカメラといった全国の大手家電量販店で購入することが出来ます。公式オンラインショップでは予約受付開始の翌日には初回入荷分が売り切れとなってしまい、本稿執筆時点(8月28日)で未だ購入が出来ない状態となっています。申込受付再開は8月28日とアナウンスされていましたので、一両日中には再開されるものと思われます。

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前日夜「発送についてのご案内」というメールが届き、翌日午前には佐川急便さんが配達してくれました。

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箱を開けると挨拶状が入っており、この下には・・・

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このように商品の箱が緩衝材に包まれていました。包み方が少々雑だったのはご愛嬌、ということで・・・

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緩衝材を解くと薄いフィルムに包まれた商品の箱が登場。

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商品の箱を開けるとまずはマニュアルが見え、これをどかすといよいよ「FREETEL(フリーテル)Simple」本体が登場です。

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「FREETEL(フリーテル)Simple」の下にはバッテリーとmicroUSBケーブル、ACアダプタ、保証書、安全のしおりが入っています。バッテリーの容量は1000mAh、ACアダプタの出力は1.0Aです。

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実際に手にしてみるとこんな感じ。高さ102.6mm、幅45.0mm、厚さ14.4mm、重さ74gという超コンパクトサイズです。 最近のスマホやガラケーが馴染んだ手にこのサイズは実際の数字以上に小さく、軽く感じます。

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上の画像はソニーの「Xperia Z3 Compact」、下の画像はシャープのガラケー「SH-03E」との比較です。「Xperia Z3 Compact」はスマホの中では相当にコンパクトな大きさですが、「FREETEL(フリーテル)Simple」と比べると当たり前ですが大きく、重く感じます。さすがにガラケーとの比較となると大きさはいい勝負ですが、高さは「FREETEL(フリーテル)Simple」の方が低く、厚さはほぼ同じ、重さは「FREETEL(フリーテル)Simple」の軽い、という感じです。恐らく多くのガラケーよりも「FREETEL(フリーテル)Simple」の方が小さく軽い、ということになるかと思います。

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それでは中を開けてみましょう。裏返して左下にある隙間に爪の先を差し込むとパカっと開きます。

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「FREETEL(フリーテル)Simple」はSIMカードスロットが2つある「デュアルSIM」仕様になっています。右側のスロットが「SIM1」で、W-CDMAとGSMのSIMが挿せます。左側のスロットが「SIM2」でGSMのみとなっています。日本国内でGSMは使われていないので、日本で使用する限りは実質シングルSIM仕様です。日本や韓国以外のGSMが使われている国で使う場合はデュアルSIMで使えると思います。

なお、「FREETEL(フリーテル)Simple」で使えるSIMは標準SIM(1番大きいもの)です。これを右側のスロットに入れる、ということになります。

右側のスロットの下にあるのはmicrSDカードのスロットです。最大32GBのものまで対応しています。

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これで無事電源が入りました。

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正直なところ画面はお世辞にもきれいだとはいえません。ドコモでいえばFOMAどころかmova時代の携帯電話を彷彿とさせる画面です。しかし「通話」と「SMS」のみに機能を絞ったこの端末にとって、必要以上に美しい画面はいりません。必要にして十分なこと、いや、必要最低限のことさえ出来れば良いわけですから。ちなみに画面上部に写っているものは左から「SIM1」の電波状態、「SIM2」の電波状態(SIMが入っていないので「×」の表示、3G接続の表示(3Gのみの対応)、着信音が出る状態(マナーモードではない)の表示、となっています。

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電話番号を入力する画面です。数字のフォントはこのようなものになっています。

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着信があるとこのような画面になります。画像ではマスキングされていますが、電話帳に入っている人からの着信であれば名前が、入っていない人からの着信であれば番号が表示されます。   

「半濁音問題」はどうなったのか

「FREETEL(フリーテル)Simple」が過去に発売を2回延期している大きな理由の1つに「テンキーによる日本語入力の最適化」に時間が掛かったことだといわれています。事実、プラスワンマーケティングの増田社長は「ぱぴぷぺぽの入力の最適化に苦労した」と発言されています。

気になったので実際に試してみたところ・・・残念ながら編集部の端末では満足のいく結果とはなりませんでした。

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「ぱ」と入力するには、まず上の画像の赤い丸=テンキーの「6」を押して「は」を出します。次に青い丸=テンキーの「*」を1回押して濁音の「ば」を出し、次に半濁音の「ぱ」を出す、という流れになります。

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この一連の流れを「カチカチカチ」という具合にすると、「は」→「ば」(濁音)にはなってくれますが、「ば」(濁音)で止まったままで「ぱ」(半濁音)にはなりません。「カチカチ(一拍おいてから)カチ」のように「ば」(濁音)から「ぱ」(半濁音)への間に少し間を置いてあげると上手く行くようです。

筆者は普段からスマホとガラケーを併用しており、ガラケーではキャリアメールを使っています。つまりテンキーでメールを打つことには慣れており自分のガラケーを使う時と同じ感覚でカチカチとやってみましたが、そのスピードではほぼ確実に濁音から半濁音への移行が失敗します。ゆっくり入力すれば上手くいきますが、ここはやはり無意識にカチカチとやりたいところです。これが編集部の端末のみの問題なのか、初期ロットに共通する問題なのかは不明ですが、SMSを使うことを考えている人は今後この点の情報を集めた上で購入を検討した方が良いかもしれません。

電話帳が50音順にソートされない!

一部ネットでも問題として挙がっているようですが、「FREETEL(フリーテル)Simple」の電話帳は50音順にソートされないようです。

というのも、電話帳には「名前」「電話番号」「メールアドレス」という3つの入力項目のみで「ふりがな」がないからです。

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上の画像は「足立さん」「山田さん」「佐藤さん」という順番で手入力で電話帳にデータを入力した後の画面です。電話帳の入力項目にふりがながないため、漢字で入力した場合はこのように「入力した順番のまま」並んでしまうことになります。

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電話帳をひらがなにして同じように「あだちさん」「やまださん」「さとうさん」の順番で電話帳にデータを入力すると、このようにきちんと50音順になりました。

電話帳にたくさんの電話番号が入っている場合、この「50音順にソートされない」という問題は致命的かもしれません。「FREETEL(フリーテル)Simple」のユーザーが電話を多用するであろうことを考えるとなおさらです。

「FREETEL(フリーテル)Simple」開封レビュー のまとめ

以上、8月28日に発売された「FREETEL(フリーテル)Simple」の開封レビューでした。今回は開封レビューということで、実際の使用感にまで踏み込んだレビューにはなりませんでした。今後追々ご紹介していければ、と思っています。

なお、現在までにドコモSIMを挿して実際に通話やSMSの送受信等を行っていますが大きな問題はなく普通に使えています。

本記事内で指摘した半濁音の問題は個体差やロット差の可能性もありますので他の端末や今後出てくる端末では改善されているかもしれません。電話帳の50音ソートが出来ない問題については何かの機能を見落としている可能性もありますが、対策方法も含めて引き続き探っていきたいと思います。

いずれにしても「通話」と「SMS」のみに機能を絞ったSIMフリーガラケーの存在はそれだけで非常に価値のあることです。大手量販店にはモックアップも展示されているようなので、ぜひとも実際に手に取って体験してみて下さい。

 

公式サイト
FREETEL