FREETEL RAIJIN(雷神)発表。5,000mAhの大容量バッテリー搭載
プラスワン・マーケティングが「FREETEL RAIJIN(雷神)」を発表!ミドルスペックのSIMフリースマホで、MediaTekのオクタコアCPU・4GBの大容量メモリ・5,000mAhバッテリーなどを搭載しています。価格は約3万円となっており、コストパフォーマンスの高い格安スマホに注目です!
この記事の目次
プラスワン・マーケティング株式会社は、2016年10月6日に開催された発表会で新モデルのSIMフリースマートフォン「FREETEL RAIJIN(雷神)」を発表しました。5,000mAhの大容量バッテリーやオクタコアCPU、4GB RAMなど搭載しながら本体価格は税別2万9,800円とコストパフォーマンスに優れた格安スマホとなっています。
発売は2016年12月を予定しており、同時発表された「FREETEL SAMURAI KIWAMI 2」と同時期に発売するものと思われます。こちらの記事では、キースペックや注目ポイントをまとめてみました。
2016年10月の記事です。2019年10月現在FREETEL RAIJIN(雷神)は完売となっております。価格などは発売当時のものです。
サムネイル画像の出典:freetel.jp
FREETEL RAIJIN(雷神)発表、約3万円で大容量バッテリーが魅力のSIMフリースマホ
プラスワン・マーケティング株式会社は、先日行われた「FREETEL WORLD 2016」の発表会で、新端末の「FREETEL RAIJIN (雷神)」を発表しました。
出典:freetel.jp
SIMフリー仕様の本機は約3万円ながら大容量のバッテリー、フルHDディスプレイ、オクタコアCPUを搭載するなど、スペックに対するコストパフォーマンスの優れた格安スマホ。本体カラーはシルバーとブラックがすでに公式サイトに記載されており、またその他カラーが用意される可能性があります。
FREETEL RAIJIN(雷神)のスペック
Android 7.0 Nougat(ヌガー)の新OSバーションを搭載する「RAIJIN(雷神)」は、5.5インチのフルHDディスプレイ、オクタコアCPU、大容量の4GBメモリと5,000mAhを搭載したSIMフリースマートフォンです。スペック詳細は以下の通り。
機種 | RAIJIN (雷神) |
---|---|
OS | Android 7.0 Nougat |
ディスプレイ | 5.5インチ フルHD(1080*1920) |
プロセッサ | MediaTek MT6750T オクタコアCPU Cortex-A53(4×1.5GHz+4×1.0GHz) |
メモリ | 4GB RAM |
ストレージ | 64GB ROM |
外部メディア | microSDカードスロット microSD (最大2GB) / micro SDHC (最大32GB) / microSDXC (最大128GB) |
カメラ | 背面カメラ:1,600万画素 フロントカメラ:800万画素 |
バッテリー | 5,000mAh 取り外し不可 |
USB | Type-C (USB2.0) |
SIM | スロット数:2 micro / nano(nanoSIM利用中はmicroSDカード使用不可) |
ネットワーク | 2G(GSM): 850 / 900 / 1,800 / 1,900MHz 3G(WCDMA): band 1/5/8/19 4G(FDD): Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/28B |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | 4.0 BLE |
テザリング | Wi-Fi / Bluetooh / USB |
センサー | GPS搭載(A-GPS, QZSS)、加速度、近接、光、重力、ジャイロ、e-compass、指紋 |
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Android 7.0 Nougatを標準搭載
OSは現時点で最新バージョンのAndroid 7.0 Nougatを標準搭載します。新しいOSが使えるというのはポイント。ちなみに同時発表の「FREETEL SAMURAI 極 2」はAndroid 6.0 Marshmallowですが、こちらも発売後に7.0 Nougatへアップデート予定です。
フルHDディスプレイとGorilla Glass 3
ディスプレイは大型の5.5インチ、解像度は1920×1080ドットの「フルHD」ディスプレイです。強化ガラスはコーニング社の「Gorilla Glass 3」を採用しており、ディスプレイの耐久性を高めています。
MediaTekのオクタコアCPU
FREETEL RAIJINはMediaTekのプロセッサ「MT6750T」を採用。CPUを8基搭載した「オクタコアCPU」となっており、最大クロックスピードは1.5GHz。
- MediaTek MT6750T
- 4 × Cortex-A53 (1.5GHz)
- 4 × Cortex-A53 (1.0GHz)
- ARM Mali-T860 MP2 GPU
MT6750シリーズはエントリー〜ミドルスペックの機種に搭載されるような新SoCで、おそらく日本国内で正規販売されるスマートフォンに搭載が発表されたのはFREETEL 雷神が初のように思います。MT6750とMT6750Tがありますが、若干MT6750Tの方が性能が高いようですね。
出典:Media Tek
10月6日発表時点で海外でもほぼ搭載されている機種が見当たらないので性能に関しては何とも言えませんが、2016年に発表された新SoCということで期待しておきましょう。
大容量4GB RAM、64GB ROM、microSDカード対応
FREETEL 雷神の特徴が、大容量の4GBメモリを搭載している部分。また内部ストレージも64GB ROMとかなり多めで、3万円弱で購入出来るSIMフリースマートフォンの容量としてコストパフォーマンスに優れています。
それだけでなくmicroSDカードにも対応しており、カードによって最大128GBの増量が可能です。同時発表のKIWAMI 2は外部ストレージに非対応なので、価格も安いですしコスパを求めるならRAIJINを選んだほうが良さそうです。
5,000mAhの「超」大容量バッテリー
最大の特徴は「5,000mAh」の超大容量バッテリーを搭載している点です。これだけの容量があれば、電池持ちも問題なさそうです。
ちなみに5,000mAhといえば、以前実機レビューを行った「ASUS ZenFone MAX」がありますが、ZenFone MAXが最大10.55mmの厚みに対して、FREETEL 雷神は8.7mmと薄型、重量も183gと大型バッテリーと5.5インチディスプレイを搭載した機種としてはかなり軽く設計されていると言って良いはずです。
スマートフォンの購入要素として「電池持ち」を重視するユーザーにはおすすめですね。
DSDS対応、ドコモ回線の対応バンド
対応バンドはドコモ回線をつかめる周波数帯となっており、このスペック通りに行けば、同じくプラスワン・マーケティングが提供する「FREETEL SIM(フリーテルSIM)」でも使えます。FOMAプラスエリアのband6/19が記載されていますし、LTEもほぼ問題なく電波をつかめそうな周波数帯構成です。
(CA(キャリアアグリケーション)は公式サイトでは上記スペック表の通り対応していますが、一部報道では非対応とされているので現在確認中。→※追記:公式サイトの情報が正しいという回答がありましたので、Band1/19とband3/19の組み合わせでCA対応とのことです。)
SIMスロットはnano SIMとmicro SIMのデュアル仕様。また同時待受のDSDSに対応しているので、通話SIMとデータ通信用SIMを分けて使うことのできる便利な機種です。
山盛りスペックに約3万円の高コスパ機「FREETEL 雷神」まとめ
- 注目ポイントまとめ
- 新モデルのオクタコアCPUプロセッサ
- 大容量の4GBメモリ
- 5,000mAhの超大容量バッテリー
- 同時待受のDSDS対応
- これだけ詰め込んで約3万円の高コスパ
CPUは新モデルなので情報が少ないですが、大容量RAMやバッテリーを搭載して約3万円のSIMフリースマホというのは、国内で正規発売されているモデルとしてはかなりのコストパフォーマンスになっているはずです。あとは実際の動作次第ですが、気になる情報は公式サイトから確認しておきましょう。