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大手携帯キャリアの解約期間が2か月に延長へ

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SIM

ドコモ・au・softbank3社が「2年縛り」の解約期間延長に向けて動き始めました。契約無料解除期間が延びることで、MVNOにとっては乗り換えのチャンスが広がりそうです。キャリアフリーや高額キャッシュバックなど多くの課題がある中、「2年縛り」の延長は、格安SIM業界をどの様に変えていくのでしょうか。

大手携帯キャリアでは、2年の定期契約をすると月額料金が割引される一方で、更新月以外に解約すると違約金がかかりました。この1ヶ月しかなかった更新月が今秋より2ヶ月に延長される予定です。この動きは国内MVNO市場にどんな影響を及ぼすのでしょうか。今回は携帯の解約期間に焦点を当ててみましょう。

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大手携帯キャリア3社が2年縛りの解約期間を延長へ

携帯大手3社は2015年4月20日総務省の有識者会議にて、2年定期契約の解除期間を1ヶ月→2ヶ月に延長することを明らかにしました

そもそも「2年縛り」って何?

まずは基本的なところを解説します。

これはキャリアの2年ごとの定期契約に申し込むことで、月額料金が割引になるものです。現在は解約金のかからない月が1ヶ月しかないにも関わらず、ユーザーには契約時のみの通知で、その後はお知らせメールなどもありませんでした。

そのため、解約時にショップを訪れた際に高額の解約金を提示されたユーザーなどからの不満が多発し、国民生活センターに問い合わせがあった内、2013年の解約関連の相談は最も多く以前から改善が待たれていました。 スクリーンショット 2015-05-13 1.33.51 出典:二年定期契約の一例 NTT docomo HPより

 
 

そもそも定期契約加入を知らないユーザーも多い?

「定期契約があるから安くなる」と知らない方が多くいます。

国民生活センター問い合わせ件数から察するに、そもそも「二年の定期契約なんて知らなかった」というユーザーも多くいることと予想されます。原因としては更新月にも関わらずキャリア側からの通知がなかったり(申込時にそのような契約で申し込んでいるので、当然といえば当然ですが)、更新月・つまり違約金のかからない期間が短すぎたことにあります。

ここで総務省は対策を練る必要があり、今回の議論に至ったわけです。世界各国でもこのような定期契約型プランはありますが、契約期間が明示されているものがほとんどです(日本の定期契約とは若干方法が異なります)下の写真はカナダ大手キャリアRogersの一例ですが、「on select 2-year plans(二年契約のプランに申し込んだ場合)」と明記されていることがわかります。 スクリーンショット 2015-05-13 1.51.49 出典:海外キャリアの2年契約明示例 Rogers HPより

ドコモなど3社、今後はどうなる?

総務省の意向によって今後どのように変わっていくのでしょうか。

2年縛りの更新期間を1ヶ月→2ヶ月へ

docomoなど大手三社は、今秋までに更新期間を引き延ばす考えです。

今回の発表で明確になったのは「そもそも解約金のかからない期間が短く、ユーザーに不利」ということです。そのため今秋までに3社は解約金のかからない期間を延長する考えです。これにより、ユーザーにとって選択の猶予期間が長くなり、会社を選ぶ自由ができます。 スクリーンショット 2015-05-13 2.01.59 出典:2年縛りの例 ドコモHPより

 

ユーザーにメール告知などの対策を

更新期間をメールで告知するなど対策がとられる見込みです。

今までは契約更新期間のお知らせは特になかったため、それを過ぎてしまったユーザーの解約金がかかってしまっていました。これを防ぐため、今後は更新期間が近づいた契約者にメールなどで告知を行う予定です。各社ホームページで契約内容は確認できますが、これを強化していく見通しです。 スクリーンショット 2015-05-16 19.35.03 出典:総務省HPより

今回の発表はMVNOにとって追い風?

契約解除無料の期間が延びることによって、MVNOにはどんな影響が出てくるでしょうか。

格安SIMへの乗り換えが容易になる可能性

MVNOにとっては今回のニュースはチャンスと言えそうです。

今回の発表が実現されれば、契約解除無料期間が延びることで、MVNOへの乗り換えに拍車がかかりそうです。メール通知なども順次配備される予定なので、ユーザーも無料解除期間を見逃すことが少なくなるでしょう。

 

キャリアの高額キャッシュバックは今後なくなる?

SIMロック解除義務化などで、過度の販売奨励金は少なくなる可能性が示唆されています。

キャリアフリー化が進むことで、他社乗換の際のキャッシュバックなどの販売奨励金は今後少なくなる可能性があります。最近ではユーザーを乗り換えさせるための高額キャッシュバックが乱立し、転売などが多発していましたが、今回の発表でそれも今後減っていく可能性が高いです。

MNPの際の販売奨励金がなくなることによって、ユーザーが大手キャリアのSIMを使う料金メリットはさらに少なくなります。本体代金が高いのであれば大手キャリアで高スペック端末を購入する必要はないですし、裏を返すと大手キャリアのセット端末には格安機種が少なく、料金面での選択肢が狭まってしまいます。こうなると、SIMも本体も様々な価格・バリエーションからえらべるMVNOの強みが活きてきます。

まとめ

では今回のニュースをまとめていきます。

格安SIMへの乗り換えが容易になる見込み

今まで以上に格安SIMに乗り換えやすくなるでしょう。

2年縛りの施策が緩和されることで、ユーザーにとってはMVNOへの乗り換えが容易になる見込みです。現在ほとんどのユーザーが二年縛りで割引を受けているので、早めに確認しておきましょう。あなたの契約解除無料期間はもう来ているかもしれません。

流れにのって、最適な格安SIMプランを見つけよう

解除期間を確認したら、格安SIMを選ぼう

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