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データ通信量を節約して格安SIMを上手に使おう

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SIM

MVNOの格安SIMは「通話をあまりせずに待ち受けが多い人」「通話よりもメールやインターネットの利用が多い人」にとってはキャリアのSIMに比べて安く使うことが出来て便利ですが、注意したいのは「毎月の高速データ通信の使用量」です。多くのプランで高速データ通信量の上限が定められているため、使用状況には要注意です。

MVNOの格安SIMは「通話をあまりせずに待ち受けが多い人」「通話よりもメールやインターネットの利用が多い人」にとってはキャリアのSIMに比べて安く使うことが出来て便利ですが、注意したいのは「毎月の高速データ通信の使用料」です。

データ使用料節約

一部の「使い放題」プランを除くとほとんどの料金プランで毎月使用出来る上限が定められており、それを超えた使用をすると回線速度が大幅に落ちてしまい、使いにくくなってしまうからです。

そこで今回は、スマホのデータ通信量を節約するための細かい裏技をご紹介します。

データ通信量の基礎知識

まずはデータ通信量について基本的なことをおさらいしておきましょう。

そもそも「毎月の高速データ通信量の上限」とは何か

かつてパケット定額制と言えば「使い放題」というのが定番でした。今でも一部そのようなプランは残っていますが、スマートフォンで使われるパケット定額制の料金プランのほとんどが毎月使用出来る高速データ通信の容量に上限を設けています。これはキャリアでもMVNOでも同じです。

 ドコモパケットパック料金表
出典:NTT DOCOMO INC

例えばこれはドコモの「パケットパック」の料金表ですが、全てのプランで利用可能なデータ量が記載されています。

 BIGLOBE LTE・3G データSIM料金表
出典:BIGLOBE Inc.

次にこちらはMVNOの1つ、BIGLOBE SIM(ビッグローブSIM) のデータ通信専用プランの料金表です。こちらも全てのプランで利用可能なデータ量が定められています。これは音声通話プランでも同様です。

注意して頂きたいのは、これらの上限はあくまでも「高速データ通信容量の上限」であるということです。

「高速データ通信」という言葉の定義はあいまいですが、キャリアでもMVNOでも多くの場合が「下り150Mbps、上り50Mbps」と考えておけばよいでしょう。つまりこの通信速度で使える上限が上記の「2GB」や「3GB」という数字なわけです。これを超えてしまうと通信が一切出来なくなるわけではなく、「高速ではない通信」に切り替わってしまいます。その際の速度はそれぞれのキャリア、MVNOによってまちまちですが、例えばドコモの場合は128Kbpsに、BIGLOBEの場合は200Kbpsになります。

文字通りケタ違いの速度に落ちてしまいますので、使い方によっては大きな支障が出てしまいます。メールチェックやデータ量の軽いサイトの閲覧であれば大きな問題はありませんが、動画の視聴はゲームのプレイなどになると正直なところほとんど使い物にならない速度です。これらを日常的に利用する人は、日々のデータ量の消費状況をマメにチェックし、上限に到達しないように注意して使う必要があるでしょう。

何をどれだけ使うと高速データ通信量の上限に到達するのか

毎月定められた高速データ通信量の上限を超えてしまわないためは「節約しながら使う」か「より上限が大きい料金プランを使う」のどちらかしかありません。いずれにしても何をすればどのくらいの容量を消費するのかを知っておく必要があります。

これについて、いくつかのMVNOではサイト上に目安を掲載しています。ただしこういったデータはあくまでも一例に過ぎないのであまり過信し過ぎない方がいいです。よく例として「スマホ版Yahoo!JAPANのトップページ」を表示出来る回数の目安が書かれていますが、前提となる通信量にはバラつきがあります。広告が1つ増えただけでデータ量は簡単に増えますのでこれは仕方のないことです。

 hi-hoデータ通信量の目安
出典:hi-ho Inc.

例えばこれはhi-ho LTE typeD(ハイホー) が掲載している目安です。

 mineoデータ通信量の目安
出典:K-Opticom Corporation.

次にこちらはmineo(マイネオ) が掲載している目安です。どちらも「スマホ版Yahoo!JAPANのトップページ」の表示回数について記載がありますが、基準となるデータ量がhi-hoの場合は311.8KB、mineoの場合は236KBと差があることがわかるはずです。hi-hoでは2GBで約6414回の表示が可能となっていますので、mineoと同じ1GBに換算すると約3207回です。mineoでは4000回以上となっていますが、236KBで計算すると約4237回です。その差は実に約1000回なので、いかにあてにならないかがこれでよくわかるはずです。

また、注意したいのがYouTubeの動画再生回数です。

hi-hoでは「HQではない動画」と書いてあります。この「HQ」というのは「HighQuality」の略ですが画質を表しているのですが、確かにHQではない動画であればこのくらいの回数を視聴することが可能だと思います。

しかし自分では気付かないうちにHQ以上の画質でYouTubeの動画を視聴していることがあります。HQの動画はおおむね1分60MBとされていますので、1時間視聴したら3600MB=約3.6GBにもなってしまいます。HQの上にはHD(HighDefinition)というものがありますが、こちらは1分140MBとされています。1時間視聴したら8400MB=約8.4GBととんでもないことになってしまいます。

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これはスマホ用YouTubeアプリの設定画面です。1番上の「モバイルデータの上限設定」にチェックが入っていないと3G・LTE通信でもHD画質の動画をストリーミングで再生してしまう可能性があります。

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チェックが入っている状態で動画の画質を変えようとすると・・・

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このように480ピクセルまでしか選択出来ません。しかしチェックが入っていないとどうなるかというと・・・

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このように720ピクセル、1080ピクセルといった高画質でも再生出来るようになってしまいます。画像の上にWi-Fiのアンテナ表示ではなくLTEのアンテナ表示が出ていることに注目して下さい。

キャリアやMVNOの「●GBの容量でこれだけ使えます」という目安は、たくさん使えることをアピールするために「利用するデータ量を出来るだけ小さく見積もった状態」で計算をしていることが多いように見受けられます。つまり実際利用する時はもっと大きなデータ量になることが多々あり、「目安ほど使えないじゃないか」となる可能性が高いので注意が必要です。

出来るだけデータ通信量を圧縮するためには

常に快適な高速データ通信を行いたい場合は、月々定められた上限に到達しないように上手に節約することが必要です。上限が高い料金プランに変更するのが最も手っ取り早いですが、せっかく料金が格安なMVNOを使うのであれば費用は出来るだけ抑えたいのが人情というものです。ここはあくまでも「データ通信量の節約」を追求してみたいと思います。

自分の利用状況を常にモニタリングする

使用するデータ通信量を節約する前に、自分が日々「何をするために」「どのくらい」データ通信を利用しているのかを確認する必要があります。

これには様々な手段がありますが、最も手っ取り早いのは3G・LTE通信の状況をチェックしてくれるアプリを使うことです。

お勧めなのは「My Data Manager」というアプリです。

 My Data Manager
出典:Google.Inc

このアプリを入れておけば、3G・LTE通信もWi-Fi通信もこのように全て使用状況を記録してくれます。

 My Data Manager
出典:Google.Inc

どのアプリでどれだけの通信を行ったのかも一目瞭然です。

このようなアプリを使って1か月程度使用状況をチェックすれば、自分が契約しているプランの高速データ通信容量に対して節約する必要があるのかどうか、節約するとしたらどのアプリの利用を対象に考えればいいのかなど様々なことが見えてくるはずです。

一定の通信量を超えると警告が出るようにしておく

その上で出来る日々の細かいスマホやアプリの設定をいくつか考えてみます。

実はアンドロイドには、一定以上のデータ通信を行うと警告を出してくれたり利用を制限してくれる機能があります。

「設定」→「データ使用量」と進むとこの機能を確認することが出来ます。アンドロイドのバージョンによって画面の開き方は違いますが、似たような項目があると思います。

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「モバイルデータを制限」にチェックを入れると、その下の「1.0GB警告」「2.0GB制限」と書いてある箇所が上下に動かせるようになります。画面では3月4日から4月3日までの3G・LTE通信のトータルが1GBに到達した時点で警告が出て、2GBに到達すると接続出来なくなるように制限がかかる設定になっています。

自分の使っているSIMの高速データ通信量の上限を元にここを設定しておけば、上限に到達する前に使い方に注意することが出来ます。大事なのは「制限」の設定ではなく「警告」の設定です。例えば上限が3GBであれば1.8GB、5GBであれば3.5GBなど、少し早めに警告が出るようにしておくと良いと思います。

「アプリの自動更新」の設定をオフにする

スマホに入っているアプリは時々アップデートが行われます。アップデートの内容はその都度違いますが、代々的なアップデートが行われる場合は非常に大きなデータ通信を伴うことがあります。Wi-Fi接続されている状態でアップデートが行われる分には問題ありませんが、3G・LTE通信の状態で大きなアップデートをしてしまうと、それだけでかなりの高速データ通信量を消費してしまうことになります。

そのため、アプリのダウンロードやアップデートを行うGoogle Playの設定でアプリの自動更新を「Wi-Fi接続時のみアプリを自動更新する」という設定に変えておきましょう。

0330-1-14 設定の変更方法は簡単です。Google Playを起動して「設定」→「アプリの自動更新」とタップすると上のような画面が出てきますので、ここでチェックを入れるだけです。

出来るだけデータを圧縮してくれるブラウザを使う

webサイトを閲覧する時にはブラウザアプリを使うことになりますが、ブラウザアプリの中にはデータ量を圧縮した上で表示してくれるものもいくつかあります。

代表的なものはグーグルの「chrome」や「Opera Mini」などです。

ブラウザアプリは日常的に使うものなので、データ量の圧縮よりも使い勝手を優先したい人はそれでもいいと思います。ただ、大きくて美しい画像を多用しているようなサイトを見る機会が多い人は、試しにこのようなブラウザアプリを使ってみて消費されるデータ通信量を比較してみると面白いかもしれません。

スマホのデータ通信量を節約 まとめ

最近のMVNOは競争が激しくなり、高速データ通信容量を拡大する動きが広がっています。利用者にとっては非常に歓迎すべき状況で、以前ほどデータ通信容量を気にせず使える環境になってきたと思います。

ただ、逆に考えるとここでご紹介したような様々な小技を使うことで更に安いプラン(データ通信容量の小さいプラン)に変更して使える可能性が出てきます。よりお得にMVNOを使うことが出来るかもしれませんので、気になる人はぜひとも色々試してみて下さいね。