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auガラホAQUOS KはLINEもOK!料金をシミュレーションしてみた

更新日:2020.03.03

LINE対応のauのガラホAQUOS Kシリーズ。新料金プランやLINEを使った際の利用料金、さらにはお得で便利なタブレットとの2台持ちテクニックを紹介。それぞれ、利用料金がいくらになるかも、シミュレーションしてみました。

スマホが主流となりつつありますが、ガラホの需要はまだまだ根強くあります。ガラホならLINEも使えるし何日も電池が持ちます。無駄な自動通信がシャットアウトできる機能を搭載した端末もあるのでデータも節約できてとってもオトクです。

ですので、ガラホとタブレットに2台持ちという方もけっこういらっしゃるのではないでしょうか?!

そんなauのガラホと、新料金プランやLINEを使った際の利用料金、さらにはオトクで便利なタブレットとの2台持ちテクニックを紹介します!

auのガラホ「AQUOS K」シリーズ


出典:© 2019 SHARP CORPORATION

auで販売されている「AQUOS K」シリーズは、ガラケーと言われる2つ折り携帯電話タイプの形をしたスマホつまり「ガラホ」です。でもスマホとはひと味違う機能を持っています。

2019年3月現在販売されている「AQUOS K」シリーズは、2017冬モデルのSHF34のみです。

LINEも使える豊富な機能

SHF34はSNSアプリLINEを標準搭載しており、ガラケーと同じスタイルでLINEが使えます。

LTEに対応し、さらにVoLTE対応です。今までよりもクリアな音声通話ができます。

スマホのようにタッチでのアプリ操作も可能になる「タッチクルーザーEX」を採用しており、10キー部分を指でなぞるとマウスカーソルが動くという仕組みになっています。

その他、スマホと同じようにテザリングができ、防水・防塵・耐衝撃機能、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信機能も備えています。

データ通信量は節約できる……?

一番心配なのはデータ通信。従来のスマホなら電源がONになっているだけでデータ通信が始まり、知らぬ間にデータ通信量が発生してしまいます。ですが、SHF34より前のモデルSHF32では終話キーを押すことで起動しているアプリをすべて強制終了させ、一切のデータ通信をシャットアウトすることができたため、データ通信量の節約が可能でした。

SHF34でもその機能が搭載されているかについては……調べてみたのですがはっきりとわかりませんでした。

auのガラホ、ラインナップ

auでは、SHF34以外にも、多数のガラホを取り扱っています。

  • GRATINA 4G KYF34
  • かんたんケータイ KYF32
  • TORQUE X01 KYF33
  • かんたんケータイ KYF36
  • MARVERA KYF35
  • GRATINA KYF37
  • かんたんケータイ KYF38
  • INFOBAR xv(KYF39)

auガラホ対応の料金プラン

LINEがオトクに使えるかを知る前に、auガラホに対応している料金プランについて勉強してみましょう。

ケータイ(4G LTE)の料金プラン

ケータイの料金プランは大きく分けて2つあります。かけ放題が付いたプランと、無料通話分が含まれたプランです。

かけ放題付き
カケホ(ケータイ)
スーパーカケホ(ケータイ)
無料通話分付き
VKプランS
VKプラン
VKプランM

ケータイ(4G LTE)のデータ定額

料金プランと組み合わせて利用するデータ定額は大きく3つあります。上記で紹介した料金プランと組み合わせ可能なデータ定額が決められています。

ダブル定額(ケータイ)
VKプランと組み合わせ可能
データ定額サービス(ケータイ)
スーパーカケホ(ケータイ)かカケホ(ケータイ)と組み合わせ可能
ダブル定額Z(ケータイ)
スーパーカケホ(ケータイ)かカケホ(ケータイ)と組み合わせ可能

ダブル定額(ケータイ)は、540円/月から利用できます。540円に10MBの無料通信分が含まれていて、それを超過すると使用した通信量に応じて0.02円/KBで加算されます。上限額は4,536円で2GBまでは高速通信を利用できます。2GBを超過すると当月末まで最大速度が128kbpsに制限されます。

データ定額サービス(ケータイ)は、ひと月に利用できるデータ通信量が定められており、1GB/2GB/3GB/5GBの4タイプがあります。データ通信量を使い切った場合、0.5GBから1GB単位で追加チャージできます。

ダブル定額Z(ケータイ)は、0円/月から利用でき、500KBの無料通信分が含まれています。500KBを超過すると使用した通信量に応じて0.03円/KBで加算されます。上限は4,536円で2.5GBまで高速通信を利用できます。2.5GBを超過すると当月末まで最大速度が128kbpsに制限されます。

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料金シミュレーション

それでは、料金プランとデータ定額を組み合わせて、月々の料金がどれくらいになるのかシミュレーションしてみましょう。

au VKプラン + ダブル定額(ケータイ)

料金プラン無料通話ケータイ(4G LTE)のデータ定額LTE
NET
合計
VK プランM
1,750円
通話料 20円/30秒
2,600円分(最大65分)の無料通話含む
ダブル定額
540円~4,536円
324円2,614~6,610円
VK プランS
1,078円
通話料 20円/30秒
1,100円分(最大27分) の無料通話含む
ダブル定額
540円~4,536円
324円1,942~5,938円
VK プラン
1,078円
通話料 20円/30秒
au携帯電話宛の1時~21時の国内通話料が無料
ダブル定額
540円~4,536円
324円1,942~5,938円

au スーパーカケホ(ケータイ) + データ定額サービス(ケータイ)

スーパーカケホ(ケータイ)は24時間1回5分以内の国内通話がかけ放題になる料金プランです。

料金プランケータイ(4G LTE)のデータ定額LTE
NET
合計
スーパーカケホ(ケータイ)
1,296円
データ定額1(ケータイ)3,132円324円4,752円
スーパーカケホ(ケータイ)
1,296円
データ定額3 (ケータイ)4,536円324円6,156円
スーパーカケホ(ケータイ)
1,296円
データ定額5 (ケータイ)5,400円324円7,020円
スーパーカケホ(ケータイ)
1,296円
データ定額Z (ケータイ)0〜4,536円324円1,620〜6,156円

au カケホ(ケータイ) + データ定額サービス(ケータイ)

カケホ(ケータイ)は24時間国内通話が、回数時間無制限でかけ放題になる料金プランです。

料金プランケータイ(4G LTE)のデータ定額LTE
NET
合計
カケホ(ケータイ)
2,376円
データ定額2(ケータイ)3,780円324円6,480円
カケホ(ケータイ)
2,376円
データ定額3 (ケータイ)4,536円324円7,236円
カケホ(ケータイ)
2,376円
データ定額5 (ケータイ)5,400円324円8,100円
カケホ(ケータイ)
2,376円
データ定額Z (ケータイ)0〜4,536円324円2,700〜7,236円

パターンは3通りあります。今までのガラケーと同じように1,000円程度の基本料金もあり、324円のLTE NET料金(ガラケーのときはezwebと呼ばれていた)とデータ定額のプランを組み合わせて使えます。

auガラホのLINEでの通信消費量を調査

ここからのパートでは、2015年5月に調査した結果をご紹介しています。現在とは状況が異なっている場合もありますので、ご了承ください。

LINEを使う際にどのくらいパケットを消費するのかを調査しました。

調査に使った機種はauのSOL21。SOL21を使い、パケット監視アプリは通信量モニターという便利なアプリがあったため利用しました。

LINEにはパケットを消費する場合にパターンがいくつかあることがわかりました。

  • 文字のみを送受信した場合
  • 静止スタンプを送受信した場合と動くスタンプを送受信した場合
  • 受信したメッセージを読むと既読を通知する場合

の3パターンでパケットを消費しています。

文字のみを送受信した場合

テキストメッセージでは3文字程のテキストを送受信すると0.4KB〜0.5KB程の通信量を確認。

静止スタンプを送受信した場合と動くスタンプを送受信した場合

静止スタンプを送った場合、スタンプによっては50KB前後通信量を消費する場合がありました。スタンプのファイル容量が少ないものは10KB前後でした。(静止スタンプテストに使った物は「福ねこ」というスタンプを使用)

動くスタンプの場合も通信量は10KB前後でしたが、自分が持っていない動くスタンプを受信すると、1セット分の画像ダウンロードが必要になるらしく、200KB以上の通信量を消費していました。

受信したメッセージを読むと既読を通知する場合

受信したメッセージを読むとLINEには「既読」という表示が現れます。

メッセージを受け取った側がその内容を読んだことを知らせるときは0.7KB〜0.8KBの通信を消費していました。

今回、LINEによる音声通話、ビデオ通話は明らかに大量のパケットを消費するため調査対象外としました。

auガラホでLINEを日常的に使った場合の利用料金シミュレーション

LINEの通信消費量の結果を元に、au AQUOS K SHF32+VKプラン・ダブル定額を契約した場合の料金を計算してみました。音声通話基本料金は計算に入れていません。

LINE利用料金シミュレーションの条件

今回、LINEのシミュレーションは以下の条件を元に行いました。

  • AQUOS K SHF32はバックグラウンド自動通信をしない
  • LINEは1時間のうちに2人で送受信を行う。自分をA、相手をB
  • スタンプは動くスタンプと静止スタンプに分けてカウント。スタンプの容量 は種類によって増減するため(10KB〜50KB)40KBで計算
  • スタンプはお互いが持っていない種類を1つずつ使用
  • 1つのメーセージは最大文字数で33文字程度と通常会話のレベルでメッセージを送り合う

結果は次のようになりました。

LINEのメッセージ及びスタンプの総数

  • A:メッセージ送信回数52回、静止スタンプ送信回数15回、動くスタンプ3回、総数70回
  • B:メッセージ送信回数49回、静止スタンプ送信回数17回、動くスタンプ6回、総数72回

Aが使ったパケット消費量を計算すると

1つのメッセージを33文字として計算するため、3文字0.5KB×11=5.5KB。52回送信すると280KBが必要となります。

相手のメッセージを受信した場合も同様の計算となります。3文字0.5KB×11=5.5KB。49回受信すると269.5KB。

静止スタンプの送受信では、15回と17回の計32回。32×40KB=1,280KB。つまり1.256MBとなります。

動くスタンプの送受信では、3回と6回の計9回。9×10KB=90KB。ただしお互いが取得していないスタンプの場合は初回に1セット分のダウンロードが発生するため200KBほど通信量が発生。

既読通知にも通信量が発生します。A+Bの総メッセージ数は142回。142回分既読情報を交わしているので通信量は 142×0.8KB=113.6KB。

すべてを合算すると、2,233.1KB、つまり、お互いに2.1MB程度の通信量が発生したことになります。

これを1日1回行ったとして30日間の総通信量は66,993KB、65.4MBの通信量が必要となるのです。

*1キロバイト(KB)=1,024バイト、1メガバイト(MB)=1,024キロバイト、1ギガバイト(GB)=1,024メガバイトとして計算。

VKプラン・ダブル定額に換算

さらにこれをauのVKプラン・ダブル定額に換算。

VKプラン・ダブル定額では基本料金540円で10MBまで通信できます。そのあとは1KB毎に0.02円が従量で増えていくことになります。

65.4MB-10MB=55.4MB

55.4MB=56,832KB

568,32KB×0.02円=1,136.64円

500円+1,136.64円=1,636.64円

結果は1,636.64円。

今回のシミュレーションの結果、auのVKダブル定額を使った場合1カ月に必要な料金は約1,637円になります。

auのガラホが向いている方

格安SIMでひと月3GB使えるプランを見てみると、データ通信のみのプランで1,000円弱、音声通話付きのプランで1,500円前後です。3GBあればいくらでもLINEが利用できます。ですがLINEの使用量がそんなに多くない方はAQUOS K SHF32でLINEをしても同じくらいの料金で使える場合があります。そこで、ダブル定額900円分という条件でLINEがどれくらい使えるのか計算してみました。

ダブル定額基本料は540円。540円で10MBまで通信ができます。残りの通信量は約400円分です。400円÷0.02円=20,000KBとなり、19.5MB分の通信ができます。つまり、10MB+19.5MB=29.5MBの通信が可能。

LINEを日常的に使う場合、スタンプを極力使わずメッセージだけにすれば1日4〜5時間ほど、メッセージ回数としては1日750回ほど送受信ができる計算になります。

もちろん、相手が新しい動くスタンプ等や画像をどんどんと送信して来た場合は あっという間に29.5MBを超えてしまうので注意が必要にはなります。

AQUOS K SHF32+VKプランダブル定額はLINEの使用量が非常に少ない方にとって最安のプランとしておすすめができます。

このシミュレーションは使用する機種がバックグラウンド自動通信を行わないことが条件になっています。

auガラホとタブレット2台持ちシミュレーション

AQUOS Kとタブレットを併用した場合のシミュレーションをしてみました。

ガラホと標準のタブレットプランの2台持ち維持費用

AQUOS Kとタブレットを使った場合、タブレットにもデータ通信料が必要となります。

auのタブレット料金はLTEフラット for Tab 5,616円、LTE NET 324円、合わせて5,940円が必要になります。(通常6,156円/月のところスタート割が適用され、最大2年間毎月540円割引になります。)

加えて、AQUOS K SHF32を上記のような少なめにLINEを使った場合(VKプラン+ダブル定額サービス)は、1,942円+5,940円=7,782円になります。

ガラホと格安SIMのタブレットプランの2台持ち維持費用

AQUOS Kと格安SIMでタブレットを維持した場合はいくらになるのでしょうか?

格安SIMはだいたい3GBプランが972円です。SMSプランも加入した場合は1,144円程になります。AQUOS K SHF32と合わせると1,942円+1,144円=3,086円という結果になります。

auのガラホはLINEも使える!格安SIMを上手に組み合わせよう

LINEも使えるauのガラホは格安SIMを加えることで全体料金を安く抑えられることがわかりました。

AQUOS Kと格安SIMタブレット2台持ちでのメリット

au契約のタブレットとAQUOS K SHF32を使うと月額料金7,782円。

格安SIM契約のタブレットとAQUOS K SHF32を使うと月額料金3,086円。

4,694円の差額が生まれます。これは非常に懐にも優しく、大変節約になります。格安SIMで安くなった分少しくらいLINEの使用量が超過しても補えるでしょう。

さらには、auの契約で「AQUOS K」シリーズを使うのでキャリアのメールアドレスも維持できます。「AQUOS K」シリーズならではの電池持ちや電話のかけやすさも魅力ですね。

ガラホとタブレットの2台持ちスタイル

なぜガラホとタブレット2台持ちがいいのか?よく聞かれます。ガラホで通話しますよね?メールもしますよね?でもLINEをガラケーで使うのは不便なんですよね。リアルタイムで受信しないし料金もデータ料金満額になるので月額も馬鹿になりません。でも「AQUOS K」シリーズならLINEが使えるのでちょっとしたスーパーの買い物にも大きいタブレットをわざわざ持って行く必要もなくLINEで連絡も取れる。とっても便利です。

料金を少なく、用途に合わせて使用できる2台持ち。こんな便利な方法はほかにありません。

さああなたもガラホとタブレットの2台持ちスタイルを始めるために、下記の診断からタブレットに最適な格安SIMを探しましょう。

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